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J-GLOBAL ID:201802239069638542   整理番号:18A0780694

マントル35億年の化学進化

Chemical evolution of the earth’s mantle over 3.5 Gyr
著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 29-53(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地球のマントルは4.6Gaに形成され,3.5Ga以降,冥王代のマグマオーシャンステージとそれに続くプレートテクトニクスステージを通して進化した。内部熱によって駆動されるマントル対流は,中央海嶺(MOR)及び沈み込み帯(SZ)のそれぞれで形成された海洋及び大陸プレートがともに重要な構造的役割を持つプレートテクトニクスの主要な駆動力である。MOR及びSZ領域は,固体とメルトの間で顕著な元素の分別が起こっている集中的なマグマ生成によるプレート形成の場所である。プレート及び融け残りマントルの生成物質は撹拌によってマントルに混合されて戻るか,あるいはほぼ永久に孤立しているので,MOR及びSZ領域は構造的および地球化学的マントル進化の主要な工場となっている。MOR及びSZマグマ活動における地球化学的分別を,マグマの岩石化学的マスバランスと元素及び同位体の成長に基づいてモデル化し,融け残りを検証した。これらの組み合わせにより,地球マントルの熱的,化学的,同位体的進化を35億年以上にわたって表現することが可能になった。現在のマントルは地球化学的に不均一で,中期原生代(1.7Ga)より深い部分と浅い部分の両方で大きなマントル領域を形成しているようである。これらはマントル冷却による中期原生代後の比較的遅いマントル対流を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  プレートテクトニクス  ,  地球の内部構造・組成 
引用文献 (129件):
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