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J-GLOBAL ID：201802239085817783   整理番号：18A0396824

高選択的シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤に関連した周術期出血のリスク:系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Risk of perioperative bleeding related to highly selective cyclooxygenase-2 inhibitors: A systematic review and meta-analysis

著者 (4件)： Teerawattananon Choochai (Department of Medicine, Mahidol University, Bangkok, Thailand) ,  Tantayakom Pongchirat (Internal Medicine Center, Siriraj Piyamaharajkarun Hospital, Faculty of Medicine Siriraj Hospital, Mahidol University, Bangkok, Thailand) ,  Suwanawiboon Bundarika (Faculty of Medicine Siriraj Hospital, Division of Haematology, Department of Medicine, Mahidol University, Bangkok, Thailand) ,  Katchamart Wanruchada (Faculty of Medicine Siriraj Hospital, Division of Rheumatology, Department of Medicine, Mahidol University, 8th Floor Asadang Building, 2 Wanglang Rd, Bangkok-noi, Bangkok 10700, Thailand)
資料名： Seminars in Arthritis and Rheumatism  (Seminars in Arthritis and Rheumatism)
巻： 46  号： 4  ページ： 520-528  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1187A  ISSN： 0049-0172  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかの文献は高度に選択的シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤(COX-2阻害剤)は,血小板機能に影響を及ぼさなかったことを報告した。しかし,いくつかの専門家はすべての非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs),術前に少なくとも五排出半減期でCOX-2阻害剤を含む停止を示唆した。は,COX-2阻害剤を受けた健常または外科的被験者における臨床出血や血小板機能障害のリスクをまとめた。二つの電子データベース,MEDLINEとEMBASE,-1980-2015年12月の間に公表された無作為化対照研究を検索した。マニュアル探索は潜在的適格研究を同定するために行った。介入は,現在の実践(セレコキシブ,パレコキシブ,エトリコキシブ)内において,入手可能なCOX-2阻害剤の周術期使用,非選択的NSAIDs,鎮痛薬,またはプラセボと比較した。二独立レビュー者が適格研究を選択し,データを抽出し,含まれる研究の品質を評価した。一次転帰は術後出血。全ての解析はRevMan5~0.3を用いて行った。レビューした3900件の要約のうち,35研究が登録基準に合致した。35研究のうち16からのデータは,このメタ分析に使用し,他の19残りの研究の結果は,記述的にまとめた。COX-2阻害剤は術後出血イベント(相対リスクまたはRR=0.92;95%信頼区間またはCI:0.63 1.33;P=0.65),術中出血量(mL)(加重平均差またはWMD=4.38;95%CI:14.69~5.92;P=0.4),術後出血量(mL)(WMD= 13.89;95%CI: 30.24~2.47;P=0.10),および24時間術後ヘモグロビン損失(g/dL)のリスク(WMD=0.47;95%CI:0.14から1.09;P=0.13)を有意に増加させなかった。血小板機能アナライザ閉鎖時間(第二)は有意にCOX-2阻害剤(WMD=22.22;95%CI: 44.03~ 0.41;p<0.00001)の使用により減少した。残りの19研究では,COX-2阻害剤は,臨床と実験室結果の出血のリスクを有意に増加させなかった。高選択的COX-2阻害剤は,術中,術後出血,または血液損失のリスクを有意に増加させなかった。はまた,血小板機能に有意な影響を及ぼさなかった。,周術期,単回投与,またはCOX-2阻害剤の短期コースは手術を受けている患者における安全に使用できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： MEDLINE ,  患者 ,  *出血 ,  *システマティックレビュー ,  安全性 ,  ヘモグロビン ,  データベース ,  *メタ分析 ,  非ステロイド系消炎薬
準シソーラス用語： 術後出血 ,  シクロオキシゲナーゼ2阻害剤 ,  血小板機能 ,  *周術期 ,  *阻害剤 ,  *シクロオキシゲナーゼ2 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 高度に選択的なCOX-2阻害剤 ,  非選択的非ステロイド性抗炎症薬 ,  Periooperative出血 ,  血小板機能 ,  系統的レビュー

分類 (2件)： 消炎薬の臨床への応用  (GW15020E) ,  動物用医薬品  (FE01050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 選択的シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤 ,  周術期出血 ,  リスク ,  系統的レビュー ,  メタ分析