文献
J-GLOBAL ID:201802239128861296   整理番号:18A1292203

リンパ球は新生児脳損傷の病態生理に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Lymphocytes Contribute to the Pathophysiology of Neonatal Brain Injury
著者 (22件):
資料名:
巻:ページ: 159  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7085A  ISSN: 1664-2295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:脳室周囲白質軟化症(PVL)は,脳白質に影響を及ぼす早期脳損傷の最も一般的な形態である。このタイプの損傷は多相過程を含み,低酸素虚血(HI)と感染を含む多くの因子により誘導される。以前の研究は,リンパ球が脳損傷の病因において有意な役割を果たしていることを示唆しており,本研究の目的は,早期脳損傷に対するリンパ球サブセットの寄与を決定することであった。【方法】新生児マウスからの脳切片上の免疫組織化学を,HI誘発早産脳損傷のマウスモデルを用いて,野生型およびT細胞およびB細胞欠損新生児マウス(Rag1-/-マウス)における脳損傷の程度を評価するために実施した。フローサイトメトリーを行い,HI後のマウス脳における異なる型の免疫細胞の存在を測定した。加えて,CD3 T細胞とCD20 B細胞の免疫染色を,PVLを有する死後早産児脳で行った。結果:成熟リンパ球欠損Rag1-/-マウスは,マウス脳のミエリン塩基性蛋白質免疫染色により示されるように,野生型マウスと比較して白質損失からの保護を示した。CD3+T細胞とCD20+B細胞は,PVLを伴う死後早産児脳で観察された。HI誘導損傷後のマウス脳のフローサイトメトリー分析は,対側(対照,非損傷)半球と比較して,同側(損傷)半球においてHI後7日でCD3+T,αβTおよびB細胞の頻度の増加を示した。【結論】リンパ球は,マウスとヒトの両方において損傷後の損傷脳において見つかり,成熟リンパ球の欠如は,HI誘発脳白質損傷から新生児マウスを保護した。この知見は,周産期脳損傷の病理学への洞察を提供し,治療戦略の開発のための新しい道を示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る