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J-GLOBAL ID:201802239166101615   整理番号:18A1742937

2-アミノエトキシジフェニルボロン酸によるアセチルコリン誘導急性分離マウス膵臓腺房細胞Ca2+シグナルのメカニズム【JST・京大機械翻訳】

Mechanism of 2-aminoethoxydiphenylboronic acid in acetylcholine-inducing Ca2+ signals in acute dissociated mouse pancreatic acinar cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 1271-1273  発行年: 2018年 
JST資料番号: C2337A  ISSN: 1001-9030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】2-アミノエトキシジフェニルホウ酸塩(2APB)が細胞内Ca2+の振動を増強する機構を研究する。方法:急性分離したマウス膵臓腺房細胞中、Ca2+敏感染料(fluo-4)イメージング技術を用い、細胞内Ca2+シグナルを直接モニタリングする。パッチクランプ全細胞記録技術を用いて、2APBのアセチルコリン(ACh)誘導のCa2+振動に対する作用特徴とメカニズムを調べた。結果:(1)2APBの濃度依存性はAChが誘導するCa2+の振動を増強させ、2APB濃度が高くなるにつれ(1100μmol/L)、Ca2+の振動幅及び幅が増大する。(2)2APBのACh誘導のCa2+振動もACh濃度の影響を受けた。100μmol/Lの2APBでは,AChが5nmol/L以下のとき,通常は作用しなかった。AChが1030nmol/Lの時、増強作用が著しかった。しかし,AChが1001000nmol/Lのとき,阻害効果があった。(3)細胞内に100μmol/Lの2APBを加えることによって、10nmol/LのAChが誘導するCa2+の振動に影響がない(P=0.378、n=6)、2APBがAChで誘導するCa2の振動を増強させる作用のターゲットは細胞外で細胞内ではないことを示唆した。(4)2APBは明らかにSOCEを遮断でき、3μmol/LTGによるCa2+振動の純電流(標準化後)は(3.0±4.8)%(P=0.000、n=6)に減少でき、SOCEは2APBがCa2+振動を増強できる標的であるかもしれない。(5)SOCE阻害剤GSKは2APBがCa2+振動を増強できる(P=0.000,n=7)。(6)カロテノイドを用いてCa2+プールを排空した後、投与前(100%)と比較し、2APBを投与すると、Ca2+振動の正味電流(標準化後)は(93.0±9.5)%(P=0.427、n=7)、即ち2APB増強Ca2+振動作用が除去される。【結語】AChの低濃度(1030nmol/L)で,2APBは,Ca(2+)のさらなる排出を阻止し,Ca(2+)の振動の増強をもたらし,そして,高ACh濃度(>100nmol/L)で,Ca(2+)の濃度を増加させる。2APBはSOCEを遮断することでカルシウムプールの細胞外からCa2+の補充を得、Ca2+シグナルの弱まりを招く。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  運動器系の基礎医学 

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