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J-GLOBAL ID:201802239173820638   整理番号:18A1939286

クロキサシリンを含む生体適合性電気紡糸ナノ繊維:抗菌活性と放出プロファイルに及ぼすpHの影響【JST・京大機械翻訳】

Biocompatible electrospun nanofibers containing cloxacillin: Antibacterial activity and effect of pH on the release profile
著者 (10件):
資料名:
巻: 132  ページ: 26-35  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0954A  ISSN: 1381-5148  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細菌の耐性株に対する抗生物質の有効性は,ヒトおよび動物の健康に関連する重大な懸念をもたらした。制御された薬物放出システム,特にポリマーとポリマーベースのナノ構造に基づくそれらは,それらが細菌感染に対する治療結果を潜在的に改善することができ,一方,より低い量の薬物を必要とすることにより,注目すべきアプローチとして現れる。本研究は,薬物-ポリマー相互作用に基づく生分解性電気紡糸ナノ繊維膜中に負荷された薬物の取り込みと放出プロファイル,ならびに細菌増殖を阻害する能力を調べるために設計された。その目的のために,種々のクロキサシリン(CLOX)含有量を負荷したポリ(乳酸)(PLA)/ポリ(ポリブチレンアジペート-co-テレフタレート)(PBAT)で構成された高分子ブレンドであるエコビオ(EC)のナノ繊維膜を電気紡糸法により成功裏に製造した。薬物を負荷および負荷したECの電気紡糸ナノファイバーは,600nmに近い平均直径を有する滑らかな表面を示した。Fourier変換赤外分光法(FTIR),熱重量分析(TGA)および示差走査熱量測定(DSC)による物理化学的キャラクタリゼーションは,電気紡糸技術により達成された薬物カプセル化の成功を確認した。in vitro研究により,開発した薬物負荷ナノ繊維膜は黄色ぶどう球菌増殖の阻害に成功したことを明らかにした。20%のCLOXを含むECナノ繊維膜からの薬物の累積放出はpH依存性であることが示され,そこでは抗生物質放出速度はpH5.5に対するよりもpH7.3に対してはるかに速かった。この方法において,放出に関与する機構はpH環境に依存してFickian又は非Fickianのいずれかになり得る。抗菌性ナノ繊維膜を開発するために提示された簡単で効率的な戦略は,それらをドラッグデリバリーキャリアと創傷被覆応用に対して有望にする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  生物薬剤学(基礎) 

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