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J-GLOBAL ID:201802239258774902   整理番号:18A0899250

知柏地黄丸の陰虚「上火」証血清抗炎症凝固蛋白への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Zhibai Dihuang Granule on Anti-inflammatory and Clotting Serum Proteins in Yin-deficiency Shanghuo Syndrome
著者 (11件):
資料名:
巻: 12  号: 12  ページ: 2889-2891,2896  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3150A  ISSN: 1673-7202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:知柏地黄丸(ZhibaiDihuangGranule;ZDG)の陰虚”上火”証血清の抗炎症凝固蛋白に対する影響を研究する。方法:トリヨードチロニン(Triiodothyronine;T3)を腹腔に注射することによって、SDラットに陰虚モデルを樹立した。このモデルに基づいて、ラット歯肉に歯肉のPorphylomonasgingivalisを付加し、口腔歯肉炎モデルを作製し、陰虚の「上火」症候群ラットモデルを樹立した。滋陰降火薬知柏地黄丸を用い、ラットに対して治療を行い、iTRAQ-2DLC-MS/MSプロテオミクス技術とバイオインフォマティクス手段で治療前後の陰虚”上火”ラット血清差異タンパク発現スペクトルを分析し、知柏地黄丸による陰虚”上火”の生物学的機序を検討した。結果;知柏地黄丸の観察組のラットの血清ゲルタンパク質(Gsn)、プラスミノーゲン(Plg)、フィブリノーゲンα鎖(Fga)、チモシンβ4(Tmsb4x)の比率は顕著に上昇した(FoldChange>1.25)。コラーゲンα2-I型鎖(Col1a2)の比率は顕著に下方制御された(FoldChange<0.8).Gsnはアクチンフィラメントの切断蛋白であり、細胞アポトーシス、損傷組織の除去、炎症性メディエーターの調節などの生物学的機能である。Plgは血液フィブリンヒドロラーゼの活性のない前駆体であり、生体繊維溶解、細胞遊走、細胞外基質分解など様々な生物過程に関与している。Fgaは肝臓から合成されるフィブリン前駆体であり、内因性凝固因子あるいは外因性組織因子の作用下でフィブリノーゲンを生成でき、生体の凝固過程に関与する。Colla2は肝臓、巨核細胞から合成されるトロンビンであり、Fgaを活性化する凝固安定因子であり、FgaはColla2の作用下で凝固過程の完成に関与する。T-β4は,胸腺からのリンパ成長因子であり,マクロファージの移動抑制,抗原提示細胞機能の増強,炎症性因子の抑制,組織リモデリングの促進,血管生成,創傷治癒修復などの生物学的機能を有している。知柏地黄丸は、Gsn、Plg、Fga、Colla2、T-β4レベルの調節を通じて、損傷組織を取り除き、アクチン、細菌リポ多糖を放出させ、細胞アポトーシスを抑制する。炎症性因子を調節でき、炎症反応部位の血液流動動力学の障害を改変し、炎症反応損傷の癒合を促進する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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歯の基礎医学  ,  生薬の臨床への応用 

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