抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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吉野川の利水の歴史は分水の歴史であるとして,吉野川の水利用と分水状況をグラフにて示した。分水施設として,かんがい用水導水・水力発電(甫喜峰疎水・穴内川分水,明治32年・42年),吉野川本川上流から仁淀川への発電分水(高知県,昭和15年),都市用水供給と発電を目的とした高知分水事業(昭和53年),端出場発電所分水(愛媛県,明治45年),国領川総合開発としての別子ダム建設(工業用水・電力供給,昭和41年),および,銅山川分水事業として柳瀬ダム(かんがい用水供給,昭和28年)についてその場所等を図示した。四国水問題研究会の発足・提言(平成25年)について言及した。