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J-GLOBAL ID：201802239385229109   整理番号：18A0275120

α重鎖(Dyh3p)のテトラヒメナの外腕ダイニンとPループ機能の突然変異体系の確立【Powered by NICT】

Establishment of a mutation system in Tetrahymena outer arm dynein and P-loop functions of the alpha heavy chain (Dyh3p)

著者 (1件)： Edamatsu Masaki (Department of Life Sciences, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-0041, Japan)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 483  号： 1  ページ： 24-31  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軸糸ダイニンは繊毛拍動中のユニークな運動特性を示す大きなAAA+型モーター蛋白質である。本研究は,Tetrahymena外腕ダイニンの突然変異系を確立し,α重鎖(Dyh3p)の四ヌクレオチド結合ループ(Pループ,P1~P4)を特性化した。DYH3ノックアウト(KO DYH3)細胞における変異DYH3遺伝子の大核形質転換は倍数体ゲノムに安定に維持するへのヌクレオチド結合の能力を消滅させるP-ループ変異を可能にした。突然変異システムはP3とP4変異体ダイニンは大核KO DYH3細胞の致死をレスキューし,正常繊毛局在を示すことを明らかにした。興味深いことに,しかしながら,in vitro運動性アッセイはP3変異はDyh3pの運動活性を消失させることを示したが,P4変異はDyh3pの滑り速度または滑り率に影響しなかった。とは対照的に,KO DYH3細胞,P1とP2部位におけるヌクレオチド結合はDyh3pの細胞内機能に必要であることを示唆するから単離したなかったP1またはP2変異細胞。突然変異システムは,多様な軸糸ダイニンと繊毛運動のさらなる分子研究に有用であろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *変異 ,  倍数体 ,  繊毛 ,  *突然変異 ,  心拍 ,  キャラクタリゼーション ,  ヌクレオチド結合 ,  *ダイニン ,  *テトラヒメナ属 ,  ゲノム ,  *重鎖 ,  滑り速度
準シソーラス用語： 繊毛運動 ,  大核 ,  軸糸ダイニン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Tetrahymena ,  繊毛原生動物 ,  ダイニン ,  毛様体運動性 ,  細胞骨格蛋白質

分類 (3件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 重鎖 ,  テトラヒメナ ,  ダイニン ,  ループ ,  突然変異体