文献
J-GLOBAL ID:201802239394737105   整理番号:18A0789290

HP1330はToll様受容体2-およびERK1/2依存性炎症反応を誘導し,in vivo S.suis負荷に影響することによりStreptococcus suis病原性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

HP1330 Contributes to Streptococcus suis Virulence by Inducing Toll-Like Receptor 2- and ERK1/2-Dependent Pro-inflammatory Responses and Influencing In Vivo S. suis Loads
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 869  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Streptococcus suis2(SS2)は,中国における連鎖球菌毒性ショック様症候群(STSLS)の2つの大規模発生の原因となる高侵襲性病原体に進化した。SS2により刺激される過剰炎症はSTSLSの特徴と考えられており,髄膜炎,敗血症および突然死を含むSS2関連疾患の他の臨床症状においても重要な役割を果たしている。しかしながら,SS2が引き起こす過剰な炎症の機構は,あまり理解されていない。ここでは,RAW264.7マクロファージにおいて炎症性サイトカイン(TNF-α,MCP-1およびIL-1β)の強い発現を誘導することができる新規な炎症誘発性蛋白質(HP1330)を同定した。SS2病原性におけるHP1330の役割を評価するために,hp1330欠失突然変異体(Δhp1330)を構築した。in vitroで,hp1330破壊はRAW264.7マクロファージにおけるSS2の炎症誘発能の低下をもたらした。in vivoでは,Δhp1330はマウスにおいて致死率,炎症誘発活性,および細菌負荷の減少を示した。HP1330誘導性炎症誘発性サイトカイン産生の機構をさらに解明するために,マクロファージによる抗体遮断と遺伝子欠失実験を行った。結果は,HP1330の炎症誘発活性が,Toll様受容体2(TLR2)の認識に依存することを明らかにした。更に,細胞外シグナル調節キナーゼ1/2(ERK1/2)経路の特異的阻害剤は,HP1330誘導炎症誘発性サイトカイン産生を有意に低下させ,ウェスタンブロット分析は,HP1330がERK1/2経路の活性化を誘導することを示した。まとめると,著者らの知見は,HP1330がTLR2とERK1/2依存性炎症誘発性サイトカイン産生を誘導し,in vivo細菌負荷に影響することによりSS2毒性に寄与し,HP1330がSS2により引き起こされるSTSLSと関連することを意味する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 

前のページに戻る