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J-GLOBAL ID：201802239420938794   整理番号：18A0348923

南極,McMurdo Dry Valleyの細粒一時河川堆積物における化学的風化傾向【Powered by NICT】

Chemical weathering trends in fine-grained ephemeral stream sediments of the McMurdo Dry Valleys, Antarctica

著者 (4件)： Marra Kristen R. (School of Geology and Geophysics, University of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73072, United States) ,  Elwood Madden Megan E. (School of Geology and Geophysics, University of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73072, United States) ,  Soreghan Gerilyn S. (School of Geology and Geophysics, University of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73072, United States) ,  Hall Brenda L. (School of Earth and Climate Science and the Climate Change Institute, University of Maine, 303 Bryand Global Sciences Center, Orono, ME 04469, United States)
資料名： Geomorphology  (Geomorphology)
巻： 281  ページ： 13-30  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0383A  ISSN： 0169-555X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒径,BET表面積,および全岩地球化学を統合することにより,McMurdo Dry Valleys(MDV,Wright谷とTaylor谷)における氷河からの融氷水流から採取した堆積物の細粒(<63μm,シルトと粘土)画分内の化学風化の傾向を検討した。両谷は現在冷氷河をが,一時的な氷河河川の根底にある堆積物は異なる氷河条件下で堆積した。Wright Valley(Clark氷河流)では,BrownworthとTrilogyドリフトは寒冷基底氷河作用により堆積したが,Taylor Valleyにおけるデルタ河川の基礎となるロス海ドリフトは湿潤氷からの寄与を反映している。Wright渓谷は河成堆積物を典型的に粗粒とTaylor渓谷堆積物と比較して高いシルト含有量を有していた。これらの堆積物は主として輝石,石英,長石から構成されている,輝石と石英系統的に増加下流の割合であった。フィロ珪酸塩の割合は4~18%の範囲にあり,下流距離と共に減少した。とは対照的に,Taylor Valley堆積物(デルタ河川)は細粒と輝石と石英の両方のより低い割合とフィロ珪酸塩の有意に高い割合(30 43%)を示した。Clark氷河河川堆積物と比較して,すべての鉱物相の濃度はデルタ河川トランセクトにおける下流輸送と豊度の比較的一定のままである。,変質の化学指数(CIA)のような,標準化学風化指標は化学的風化は,南極河川堆積物のシルトおよび粘土画分内で起きていると>40m~2/g BET表面積測定を持つことをデルタ河川堆積物では特に顕著であることを示した。しかし,MFW(苦鉄質珪長質風化)とACNK(Al_2O_3CaO+Na_2O K_2O)プロットの利用は,これらの河川系における化学的風化の程度と性質を識別するのにより有効であった。CaとNa枯渇堆積物デルタ河川における最も高い表面積を示す内で観察された化学的風化は,輝石と長石の孔食および/または溶解だけでなく,非晶質および/またはナノ相風化生成物の開発をもたらす可能性があることを示唆した。とは対照的に,Clark氷河河川堆積物は,細粒堆積物画分で類似していた浸出傾向を持ち,最小風化を示さなかった。これは細粒物質はClark氷河表面上に捕捉されていることを示唆しているが,サンプリングのタイミングによる河床間隙水域の風化環境に輸送されていない。あるいは,非常に細粒堆積物の完全な溶解はこの流れトランセクトで発生することができ,微細堆積物成分に保存されではない。全体として,二河川系の間で観察された化学的風化の大きさは最終的に潜在化したドリフト(低温および湿潤基部を持つドリフト堆積),風成微粒子の分散パターン,および可変河川流量速度の性質に関連している。,下層氷河ドリフト堆積物から導出し,乾燥気候内の変化する風による分散アクティブ河道への局所細粒堆積物の取り込みは,風化生成物の分解鉱物の溶解と開発を促進する可能性があり,最終的に融氷水流溶質の組成と濃度に影響する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *風化作用 ,  氷河 ,  微粒子 ,  カルシウム ,  石英 ,  粒径 ,  シルト ,  *風 ,  *南極 ,  浸出 ,  地球化学 ,  ナトリウム ,  *河成堆積物 ,  表面積 ,  粘土

著者キーワード (7件)： 化学的風化 ,  南極 ,  極性流 ,  BET表面積 ,  河床間隙水域 ,  鉱物溶解 ,  冷基づく氷河

分類 (2件)： 堆積学一般  (DE05010J) ,  年代測定  (DD01050W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 南極 ,  細粒 ,  河川堆積物 ,  化学的風化 ,  傾向