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J-GLOBAL ID:201802239508403052   整理番号:18A1869877

チタン基板上への多孔質TiO_2被覆へのマグネシウムの導入による炎症反応の減少【JST・京大機械翻訳】

Reduced inflammatory response by incorporating magnesium into porous TiO2 coating on titanium substrate
著者 (15件):
資料名:
巻: 171  ページ: 276-284  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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適切な抗炎症および骨形成特性を有するインプラント材料は,整形外科応用に対して有望である可能性がある。生体材料により誘導される炎症反応は,インプラントのin vivo運命決定における重要な因子の1つと見なされている。したがって,新しい骨生体材料は完全にバイオ不活性である代わりに炎症調節効果を持つべきである。本研究では,外因性マグネシウム(Mg)イオンの炎症調節効果を調べた。リポ多糖類(LPS)の刺激下で,Mg2+に曝露されたマクロファージはM1マーカー(CD86,CD11cおよび誘導一酸化窒素シンターゼ(iNOS))および炎症誘発性サイトカイン(TNF-α),インターロイキン6(IL-6)およびIL-1βのダウンレギュレーションされた遺伝子発現を示し,Mg2+はM1からM2表現型までマクロファージをスイッチできることを示した。その後,マイクロアーク酸化(MAO)技術を用いてチタン基板上にMg含有セラミック被覆を作製した。Mg含有表面上に成長したマクロファージは,M1マーカー(CD86,CD11cおよびiNOS)および炎症誘発性サイトカイン(TNF-αおよびIL-1β)の遺伝子発現の抑制によって証明されたM1からM2表現型へとスイッチされ,M2マーカーCD163の遺伝子発現を促進し,TNF-α放出を減少させた。さらに,骨形成蛋白質-2(BMP-2),BMP-6および血管内皮成長因子(VEGF)の遺伝子発現は,LPS刺激なしでMgを組み込んだMAO表面上で上方制御された。まとめると,Mgは炎症を抑制し,骨形成を仲介するための抗炎症剤として使用できる。生体材料におけるMgの統合は,抗炎症特性を有する骨生体材料を与えることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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