文献
J-GLOBAL ID:201802239547083772   整理番号:18A0661877

修正フェレニウス法を用いた円弧すべり解析における安全性水準の基準間比較

A Comparative Study on Safety Level of Circular Slip Failure Verification Method between Current and Previous Technical Standards
著者 (4件):
資料名:
号: 900  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: U1033A  ISSN: 1346-7328  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
「港湾の施設の技術上の基準・同解説(平成19年)」(以下,現行基準という)では,修正フェレニウス法を用いた港湾構造物の円弧すべり照査について,レベル1信頼性設計法(部分係数法)が導入され,期待総費用が最小となる目標破壊確率に基づき,構造形式ごとの部分係数が設定されている。しかし,この部分係数によって設定される断面諸元と旧基準類で用いられてきた安全率法によって設定される断面諸元との間における差異については,これまで詳細な検討がなされていない。本研究では,円弧すべり照査について,現行基準の部分係数法と旧基準類の安全率法を用いて,それぞれの方法でケーソン式岸壁およびケーソン式混成堤の安全性照査を満足する最小の断面を多数作成し,必要とする断面諸元を比較した。また,部分係数法で決定した断面に対して安全率法を用いて安全率を求めなおし,現行基準および旧基準類の有する安全性の水準を,安全率を指標として比較した。結果として,部分係数法により設定される断面の安全率は,ケーソン式岸壁の場合,1.11~1.31程度(平均1.23程度),ケーソン式混成堤の場合0.98~1.27程度(平均1.15程度)の幅広い値を有していることがわかった。これは現行基準の部分係数法に基づき耐力作用比が最小となるように断面諸元を決定した場合,従来の安全率法の適用実績に照らすと危険な断面(計測施工等を実施する場合(1.1以上1.3未満)の下限値近く,あるいは下限値未満)を許容する可能性があることを示している。また本検討の結果は,次期基準改訂における円弧すべり照査の部分係数の見直しに対する基礎資料として活用されるべく,速報として提示するものである。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  ,  港湾施設,港湾工事 
引用文献 (9件):
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る