文献

J-GLOBAL ID：201802239601675887   整理番号：18A0338118

デンマークにおける気候条件の変化に対するセイヨウアブラナ収量の応答を予測するための回帰法の比較【Powered by NICT】

Comparison of regression techniques to predict response of oilseed rape yield to variation in climatic conditions in Denmark

著者 (4件)： Sharif Behzad (Department of Agroecology, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Makowski David (Unite Mixte de Recherche 211 Agronomie, INRA, AgroParisTech, Universite Paris-Saclay, Thiverval-Grignon, France) ,  Plauborg Finn (Department of Agroecology, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Olesen Jorgen E. (Department of Agroecology, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark)
資料名： European Journal of Agronomy  (European Journal of Agronomy)
巻： 82  号： PA  ページ： 11-20  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1009A  ISSN： 1161-0301  CODEN： EJAGET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 統計的回帰モデルは,気候条件の変化に対する穀物収量の応答を予測するためのプロセスベースの動的モデルへの代替を示した。回帰モデルは,収率に及ぼす温度と降水量の変動の影響を定量化するために用いることができる。しかし,候補変数の数の高さとその相関に起因する回帰モデルに含まれるべきである最も適切な入力変数を同定することは困難である。高数相関入力変数の冬ナタネ収量のモデル化応答のためのいくつかの回帰法を比較した。デンマークの239地点で実施された複製場実験から冬ナタネ収量の689の観察を含むデータセットに適合し,1992年から2013年までのほぼ全ての領域をカバーしたいくつかの統計的回帰法。回帰法は,交差検証法により比較した。最も正確な収率予測につながる回帰法はLassoと弾性ネットし,少なくとも正確な方法は,通常の最小二乗法と段階的回帰した。部分最小二乗およびリッジ回帰法は中間の結果を与えた。開花期+1°Cの温度増加の推定相対収率変化は0と%の範囲にあり,回帰法の選択に依存して推定した。降水量は秋と冬の間の収率に悪影響を及ぼすことが判明した。+1mm/日の降水量の増加は0から 4%の範囲の相対収率変化をもたらすであろうと推定された。土壌型はローム質土壌に比べて,砂質土における低収量の作物収量にも重要である。後播種は作物収量の増加をもたらすことが分かった。収率に対する気候の推定される影響は,選択した回帰法に非常に敏感である。類似の性能を示す回帰モデルは,気温と降水量の影響に関して異なる結論に導いた。,回帰モデルのアンサンブルを適用することが推奨される,気候変動下の突出した作物収量のためのデータ駆動型モデルの感度を説明するために。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ダイナミックモデル ,  穀類 ,  降水量 ,  モデリング ,  作物収量 ,  部分最小二乗法 ,  気温 ,  気候変動 ,  冬 ,  *予測 ,  菜種 ,  回帰モデル ,  *気象条件 ,  *デンマーク王国 ,  *気候

著者キーワード (5件)： 冬ナタネ ,  統計モデル ,  降伏 ,  気候 ,  回帰

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (6件)： デンマーク ,  気候条件 ,  セイヨウアブラナ ,  収量 ,  応答 ,  予測