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J-GLOBAL ID：201802239654622987   整理番号：18A0454232

壁式鉄筋コンクリート(WRC)造建物入門 2)WRC造建物の過去の地震被害

著者 (1件)： 尾崎純二 (宇部興産)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 56  号： 3  ページ： 246-250  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・大地震における壁式鉄筋コンクリート構造物(WRC)の被害状況を紹介。
・新潟地震,十勝沖地震,大分県中部地震,宮城県沖地震のどれにおいてもWRCはほとんど無被害。
・兵庫県南部地震では,WRC265棟中,中被害1棟,軽被害8棟で他は無被害。
・東北地方太平洋沖地震では,仙台市内のWRC489棟中,10棟のみが小破でそれ以外は,軽微か無被害。
・熊本地震でもWRC建物の被害は軽微。

シソーラス用語： *壁式構造 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *災害調査 ,  *震災 ,  大地震 ,  集合住宅 ,  地理的分布 ,  宮城県 ,  外壁 ,  亀裂発生
準シソーラス用語： 新潟地震 ,  十勝沖地震 ,  大分県中部地震 ,  宮城県沖地震 ,  兵庫県南部地震 ,  東北地方太平洋沖地震 ,  熊本地震 ,  仙台市

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (3件)：

• 1) 日本建築学会:壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準・同解説,付3 過去の震害,2015. 10
• 2) 時田伸二・井上芳生・稲井栄一・飯塚正義・佐々木隆浩・勅使川原正臣:2011年東北地方太平洋沖地震におけるRC系壁式構造建物の地震被害 その1~その5,日本建築学会大会学術講演梗概集,2012. 9
• 3) 時田伸二・稲井栄一・飯塚正義・勅使川原正臣ほか:平成28年熊本地震におけるRC系壁式構造建物の地震被害 その1,日本建築学会大会学術講演梗概集,2017. 8

タイトルに関連する用語 (4件)： 鉄筋コンクリート ,  建物 ,  過去 ,  地震被害