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J-GLOBAL ID：201802239667286531   整理番号：18A1643508

自然発生β3-アドレナリン受容体作動薬p-シnephによるベージュ脂肪細胞の誘導【JST・京大機械翻訳】

Induction of beige adipocytes by naturally occurring β3-adrenoceptor agonist p-synephrine

著者 (6件)： Takagi Michiyo (Laboratory of Natural Resources, School of Pharmacy, Aichi Gakuin University, 1-100 Kusumoto-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8650, Japan) ,  Takagi Michiyo (Department of Hospital Pharmacy, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Nagoya City University, 1-Kawasumi, Mizuho-cho, Mizuho-ku, Nagoya 467-8601, Japan) ,  Kimura Kazunori (Department of Hospital Pharmacy, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, Nagoya City University, 1-Kawasumi, Mizuho-cho, Mizuho-ku, Nagoya 467-8601, Japan) ,  Nakashima Ken-ichi (Laboratory of Natural Resources, School of Pharmacy, Aichi Gakuin University, 1-100 Kusumoto-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8650, Japan) ,  Hirai Takao (Laboratory of Natural Resources, School of Pharmacy, Aichi Gakuin University, 1-100 Kusumoto-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8650, Japan) ,  Inoue Makoto (Laboratory of Natural Resources, School of Pharmacy, Aichi Gakuin University, 1-100 Kusumoto-cho, Chikusa-ku, Nagoya 464-8650, Japan)
資料名： European Journal of Pharmacology  (European Journal of Pharmacology)
巻： 836  ページ： 67-74  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0841A  ISSN： 0014-2999  CODEN： EJPHAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満とその関連疾患の罹患率は世界的に増加しており,beige脂肪細胞の分化または活性化を介したエネルギー消費の増加の治療的可能性は多くの興味を引き付けている。そこで,ベジ脂肪細胞分化培地で培養した間質血管画分(SVF)細胞における非結合蛋白質1(UCP1)のmRNA発現を誘導する活性をスクリーニングすることにより,ベジ脂肪細胞を誘導する自然発生化合物を探索した。Citrus unshiu Marcovから分離された化合物,p-シネフリンは,濃度3.12μMから用量依存的にUCP1 mRNA発現を増加させる活性化合物であることが見出され,これはベジ脂肪細胞に特異的な形態変化を誘導した。同様の効果は,db/db肥満マウスから調製したSVF細胞でも観察された。p-シネフリンにより誘導されたベジ脂肪細胞分化の基礎となる機構を検討し,p-シネフリンの効果はβ3-アドレナリン受容体拮抗剤SR58894により消失することを見出した。興味深いことに,p-シネフリンは,インシュリンを欠くベジ脂肪細胞分化培地で培養したSVF細胞におけるUCP1 mRNAレベルをβ-アゴニストイソプレナリンによるそれらとは異なる程度に増加させた。さらに,ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ阻害剤LY294002は,完全に分化したベジ脂肪細胞において,ベジ脂肪細胞分化の初期相およびp-シネフリン誘導UCP1 mRNAレベルにおけるイソプレナリン誘導UCP1 mRNAレベルを低下させた。したがって,p-シネフリンはインシュリンシグナル伝達経路の一部と結合したβ3-アドレナリン受容体を介してシグナルを誘導するように見え,最終的に,ある種の脂肪細胞分化誘導因子の支持によるベジ脂肪細胞分化の効率的な刺激をもたらす。本結果は,肥満とその関連疾患の予防と治療のためのp-シネフリンの可能性を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： mRNA ,  温州ミカン ,  血管 ,  *脂肪細胞 ,  細胞分化 ,  エネルギー消費 ,  治療法 ,  インスリン ,  *アドレナリン受容体 ,  間質組織 ,  mRNA発現 ,  UCP1 ,  脂肪細胞分化 ,  *ベージュ脂肪細胞 ,  分化 ,  発生生理 ,  血糖降下薬 ,  代謝作用薬 ,  糖質代謝作用薬 ,  薬物
準シソーラス用語： アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： p-シneph ,  ベージュ脂肪細胞 ,  β3-アドレナリン受容体 ,  インスリン様活性 ,  温州ミカン

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自然発生 ,  アドレナリン受容体作動薬 ,  ベージュ脂肪細胞 ,  誘導