文献
J-GLOBAL ID:201802239692947949   整理番号:18A0018649

蛋白質ホスファターゼ5の阻害はAMP活性化キナーゼ活性化を介して肺非小細胞癌を抑制する【Powered by NICT】

Inhibition of protein phosphatase 5 suppresses non-small cell lung cancer through AMP-activated kinase activation
著者 (19件):
資料名:
巻: 112  ページ: 81-89  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非小細胞肺癌(NSCLC)は,癌死の原因であり続けている。肺癌の治療を改善するために,新規癌遺伝子を同定し,肺発癌に及ぼすそれらの影響を調べるために必要である。蛋白質ホスファターゼ5(PP5)は長い間,ストレス誘導アポトーシスと細胞増殖を調節することが知られている。最近,PP5は,各種のヒト癌における実行可能な治療標的としての過剰発現と出現が見出されているが,NSCLCにおけるその役割は不明のままである。NSCLC細胞系(A549,H358,およびH460)とヒト腫瘍試料におけるPP5の発現を検討した。カンタリジンとノルカンタリジン,蛋白質ホスファターゼ阻害剤はNSCLCにおけるPP5の病理学的機能を調べるために概念実証化合物として用いた。アポトーシスと細胞シグナル伝達を解析した。in vivo有効性は,H460異種移植ヌードマウスで測定した。PP5は隣接正常組織よりヒト肺腫瘍試料でより高度に発現することを見出した。PP5の過剰発現は,細胞増殖,コロニー形成,およびA549細胞の球形成能力を促進した。カンタリジンによるPP5ホスファターゼ活性の阻害は,有意なアポトーシスを誘導し,AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)シグナル伝達をアップレギュレートした。重要なことに,著者らは,AMPKのPP5仲介脱りん酸化はカンタリジンのin vitro抗NSCLC効果を決定することを見出した。in vitroデータと一致して,PP5阻害はH460腫瘍増殖を抑制し,腫瘍試料におけるpAMPKをアップレギュレートした。著者らの結果は,PP5阻害はAMPKシグナル伝達の活性化を介して腫瘍増殖を抑制することを示す。標的発癌PP5は肺癌を治療するための魅力的な治療戦略である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  呼吸器の腫よう 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る