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J-GLOBAL ID：201802239694857533   整理番号：18A0842238

新規陰イオン樹脂による没食子酸回収に基づく農業産業廃水の再資源化【JST・京大機械翻訳】

Revalorization of agro-industrial effluents based on gallic acid recovery through a novel anionic resin

著者 (2件)： Victor-Ortega Maria Dolores (Department of Chemical Engineering, Faculty of Sciences, University of Granada, Campus Fuentenueva s/n, E-18071 Granada, Spain) ,  Airado-Rodriguez Diego (Department of Science and Mathematics Education, Education School, University of Extremadura, Avda. de Elvas s/n, Badajoz, Spain)
資料名： Process Safety and Environmental Protection  (Process Safety and Environmental Protection)
巻： 115  ページ： 17-26  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0232A  ISSN： 0957-5820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 没食子酸は重要な生物学的意味を持つ天然ポリフェノールである。それにもかかわらず,農業産業廃水に存在する没食子酸は,あるレベル以上の毒性のために微量汚染物質のように考えられている。したがって,これらの排水からの没食子酸の回収は,工業的および環境的観点から興味深い。工業的には,ポリフェノールの回収と付加価値製品の獲得が魅力的である。一方,環境の観点からは,常に,排出物の汚染物質電荷の減少があり,例えば,灌漑のために再利用することができた。本研究では,新しいアニオン樹脂への没食子酸の吸着を調べた。最初に,熱力学的研究を行った。Langmuir,Freundlich及びTemkin等温線に対する実験データの調整をチェックした。結果はLangmuirモデルが最良のフィッティング(決定係数R2=0.9961)を提供することを示した。第二に,システムの速度論的挙動を理解する試みにおいて,3つの異なる速度論モデルへの実験データの適合を行った。すなわち,擬一次,擬二次およびWeber-Morris粒子内拡散モデルを考慮した。擬二次モデルが仮定されたとき,決定の最高係数(R2)が得られた(R2=0.9840~0.9997)。最近,Gibbs自由エネルギーの評価により,没食子酸取込は考慮したDowex 21K XLT樹脂(ΔG°=-11.30kJmol-1)に対する自発的過程であることを明らかにした。脱着研究も行い,100%に近い没食子酸の120分回収効率が得られることを見出した。樹脂性能は少なくとも10回の完全吸着/脱着サイクルで変化しないことが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *資源再生 ,  汚染物質 ,  *農業 ,  Gibbs自由エネルギー ,  毒性 ,  再利用 ,  速度論 ,  脱着 ,  吸着 ,  多価フェノール ,  *アニオン ,  等温線 ,  *産業廃水 ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： Langmuirモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 没食子酸 ,  アニオン樹脂 ,  農業産業廃水 ,  吸着等温線 ,  動力学 ,  熱力学的研究

分類 (4件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  研究開発  (SA01040R) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S)

物質索引 (1件)： 没食子酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 陰イオン ,  没食子酸 ,  農業 ,  産業廃水 ,  再資源化