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J-GLOBAL ID:201802239715018452   整理番号:18A0265976

MCF-7乳癌細胞株の養分吸収に対する発癌17β-エストラジオールの効果の欠如【Powered by NICT】

Lack of effect of the procarcinogenic 17β-estradiol on nutrient uptake by the MCF-7 breast cancer cell line
著者 (8件):
資料名:
巻: 90  ページ: 287-294  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乳癌は集団における最も頻度の高い癌の一つであり,特に高齢女性であった。エストロゲンは乳癌の発症と進行において重要なホルモンであることが知られている。本研究では,乳癌MCF-7細胞における17β-エストラジオール(E2)の発癌効果はグルコースまたは葉酸細胞取込の変化に依存するかどうかを調べた。~3HデオキシDグルコース,~3時間葉酸,細胞増殖(3チミジン取込アッセイ),培養増殖(スルホローダミンBアッセイ),生存率(乳酸デヒドロゲナーゼ活性アッセイ),乳酸産生と移動容量(損傷アッセイ)の取込に及ぼすE2の影響を評価した。E2(48h; 100nM)は培養成長(16%),増殖速度(24%),細胞生存率(36%)と乳酸産生(38%)を増加させた。対照的に,E2はMCF-7細胞の移動能力に影響しなかった。増殖ではなく,E2の細胞保護作用はERβ依存性であることが分かった。ポリフェノールルチンとカフェー酸は細胞増殖及び生存率に対するE2の効果を相殺することはできなかった。~3HデオキシDグルコースの取込はE2の影響を受け,GLUT阻害剤(サイトカラシンBとフロリジン)の存在下または非存在下ではなかった。さらに,E2はGLUT1mRNAレベルを変化させなかった。~3H葉酸取込はE2の影響を受け,RFC1阻害剤,メトトレキサートの有無の両方でなかった。E2の増殖促進および細胞保護作用はグルコース細胞取込(GLUTと非GLUT媒介)の刺激のも葉酸取込(RFC1および非RFC1媒介)の刺激のいずれも依存しない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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細胞生理一般  ,  細胞分裂・増殖  ,  ピランの縮合誘導体  ,  動物に対する影響  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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