抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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異なる置換ニトロニルニトロキシド配位子に基づく2p-3d-4f一次元鎖の三系列を合成した,すなわち[(NIT PhOEt)2Cu(hfac)2Dy(hfac)3]2C_7H_16(1)および[(NIT PhOEt)4{Cu(hfac)2}{Dy(hfac)3}3]H_2O(2)(NIT PhOEt=2-(4′-エトキシフェニル)-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-1-oxyl-3-オキシド),[(NIT PhOAll)4{Cu(hfac)2}{Ln(hfac)3)3](Ln~III=Ho 3, Er 4, Yb 5; NIT PhOAll=2-(4′-アリルオキシフェニル)-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-1-oxyl-3-オキシド)および[(NIT PhOBz)4{Cu(hfac)2}{Ln(hfac)3)3](Ln~III=Pr6,Sm7,Eu8;NIT PhOBz=2-(4′-ベンジルオキシフェニル)-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-1-oxyl-3-オキシド)。錯体1の結晶構造は,それらのNO基が配位したNIT PhOEtラジカルで橋かけされた交互Dy(hfac)3とCu(hfac)2単位から開発したことを明らかにした。錯体2と3 8は[Cu Rad Ln Rad Ln Rad Ln Rad]部分を繰り返す1D鎖を有する等構造である。すべての錯体の磁気的性質を調べた。錯体1と2では,それらの磁気的挙動は金属イオンの交換結合とDyの結晶場効果との関係に起因している。錯体3 5に対して,ラジカル配位子と金属イオン間の強磁性交換結合は結晶場効果の強い寄与により支配される。錯体6 8では,磁気挙動はランタニドイオンの励起準位の金属相互作用と熱脱占有に依存している。AC磁化率は錯体2 4および7を測定した。が,それらのどれもが一本鎖磁性挙動を示さなかった。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】