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J-GLOBAL ID:201802239732001884   整理番号:18A1052155

IODP第346次航海で得られた日本海の第四系半遠洋性堆積物中の明暗層の高分解能で高精度の対比

High-resolution and high-precision correlation of dark and light layers in the Quaternary hemipelagic sediments of the Japan Sea recovered during IODP Expedition 346
著者 (36件):
資料名:
巻:号: Mar  ページ: 5:19 (WEB ONLY)  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本海の第四系半遠洋性堆積物は,様々な程度の生物源珪質及び/または生物源石灰質の暗色と明色の粘土~シルト質粘土のcm~十cm規模の互層によって特徴づけられる。それぞれの明暗層は日本海の深海部(>500m)を通して同時に堆積したと考えられる。しかし,個々の層の対比と年代の推定に関する試みは最上部の数十mに限られる。更に,国際深海掘削計画Leg127/128の結果に基づき,開始時期はざっと約1.5Maと見積もられていたが,これらの明暗層堆積開始の正確な時期,及び海洋の深部を通したその同時性は,以前には探究されなかった。その結果,それらの堆積作用がいつ始まったか,明暗層の堆積作用が同時的かどうか,そして,それらの堆積史のより初期の部分でも対比が可能かどうかは厳密に確定していない。2013年の統合国際深海掘削計画第346次航海の間に,日本海の第四系半遠洋性堆積物が7地点で掘削された。明暗層の互層は,水深約900m以深の6地点で回収され,連続的合成柱状図が各地点で組み立てられた。本論では,個々の暗色層の対比,及び最も有効な古地磁気基準面と指標テフラを用いてSite U1424で新たに確立した年代モデルに基づくそれらの年代推定の成果を報告する。年代モデルは,珪藻含有量が間氷期の高海水準期により高いことを反映するガンマ線減衰密度(GRA)を用いて,LR04 δ18O曲線に更に調和された。高度の時空間解像度で物質フラックスの変化を復元することが可能な高分解能で高精度の古観測点ネットワークを形成するために,SiteU 1424で構築した年代モデルは,暗色層の対比を用いて他の地点に反映される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋地質学 

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