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J-GLOBAL ID:201802239788991728   整理番号:18A0818149

長期高塩分ストレスに対するナイルティラピア(Oreochromis niloticus)における2つの免疫器官,脾臓および頭部腎臓の組織学的およびトランスクリプトーム応答【JST・京大機械翻訳】

Histological and transcriptomic responses of two immune organs, the spleen and head kidney, in Nile tilapia (Oreochromis niloticus) to long-term hypersaline stress
著者 (9件):
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巻: 76  ページ: 48-57  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高浸透圧ストレスは魚類免疫に悪影響を及ぼすが,高浸透圧環境における魚の免疫器官の組織学的及びトランスクリプトーム応答についてはほとんど知られていない。本研究では,8週間淡水で飼育されたものと比較して,ナイルティラピアOreochromis niloticusにおける2つの主要免疫器官,脾臓および頭腎の成長,組織学およびトランスクリプトームに及ぼす長期高塩分条件(16‰)の影響を評価した。これらの2つの塩分の下で飼育した魚の間で,体重増加と比成長率に差は見られなかった。高浸透圧ストレスは,欝血性または拡大した脾臓を誘導した。血小板および凝固関連遺伝子発現は,16‰でティラピアにおいて有意に減少した。平均赤血球ヘモグロビンの赤血球分布幅と値は,淡水の対照魚より16‰塩分の魚で有意に大きかった。脾臓における大量のメラニン-マクロファージと脾臓と頭部腎臓の両方における色素沈着は,16‰の塩分で魚の組織切片で観察された。透過型電子顕微鏡の結果は,対照魚よりも16‰の魚の脾臓および頭部腎臓における沈着顆粒を有する異常なマクロファージおよび魚の頭部腎臓におけるより多くの好中球を示した。全体で,772と502の遺伝子は脾臓と頭腎でそれぞれ有意に異なる発現を示し,それぞれ5つと1つの有意に変化した免疫系経路に対応した。脾臓における補体経路は,16‰で有意に下方制御された。本研究は,高浸透圧環境へのナイルティラピアの長期曝露が,脾臓において,脾臓摘出を誘発し,凝固機能を低下させ,食作用活性を強化し,補体経路をダウンレギュレーションすることを示す。脾臓は,ナイルティラピアにおける頭部腎臓より慢性環境塩分ストレスに対する免疫応答のためのより敏感な器官である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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