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J-GLOBAL ID：201802239855575541   整理番号：18A0627065

国際的環境保全制度の地域による使いこなし-綾ユネスコエコパークを事例に-

著者 (2件)： 大元鈴子 (宮崎大) ,  中川千草 (龍谷大)
資料名： 環境社会学研究  (Journal of Environmental Sociology)
号： 22  ページ： 100-111  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： F2144A  ISSN： 2434-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2012年に宮崎県の綾地域はユネスコエコパークに選ばれた。
・本稿では,国際的な環境保全制度が地域によって活用されるためには,まず,地域住民によって受け入れられることが重要であることをふまえ,宮崎県綾町を事例として地域主導の生態系の保全と持続可能な利活用の調和を考察した。
・分析の視角-国際環境保全制度と地域社会の主体性。
・地域課題の解決に向けて(綾町の基幹産業-自然生態系農業の推進,照葉樹林の保全をめぐる歴史,価値の創出,選択肢と協働の可能性の拡大)。
・エコパークをめぐる外の目・内の目(国際的な審査基準による登録,綾町の人々にとってのエコパーク,「これまでの50年」の評価)。

シソーラス用語： *環境保全 ,  *農業 ,  *持続可能な農業 ,  国際機関 ,  森林 ,  歴史 ,  協力 ,  宮崎県
準シソーラス用語： *ユネスコエコパーク ,  審査基準 ,  森林保全 ,  地域住民

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  農業一般  (FB01010A)

引用文献 (16件)：

• 郷田美紀子,2003,「『照葉樹林都市』・綾からの発信」『環境社会学研究』9:66-69.
• 前田穣,2013,「宮崎県綾町地方自治体の役割と責任」『人権と部落問題』65(3):103-109.
• 桝潟俊子,2004,「行政主導による『有機農業の町』づくり-宮崎県綾町における循環型地域社会の形成」『淑徳大学社会学部研究紀要』38:95-124.
• 松田裕之,2016,「地域からの発信と世界の目-知床世界自然遺産の事例から」大元鈴子・佐藤哲・内藤大輔編『国際資源管理認証-エコラベルがつなぐグローバルとローカル』東京大学出版会,96- 107.
• 松元直子・向井好美・納口るり子・福田勇助,2002,「地域ぐるみ環境保全型農業の取り組みと多様な担い手の形成-宮崎県綾町を事例として」『農業経済研究 別冊 2002年度日本農業経済学会論文集』 95-100.

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境保全 ,  制度 ,  地域 ,  ユネスコエコパーク