文献

J-GLOBAL ID：201802239948983808   整理番号：18A1592092

格子Boltzmann法による全懸濁負荷に及ぼすベッド形状粗さの影響【JST・京大機械翻訳】

The effects of bed form roughness on total suspended load via the Lattice Boltzmann Method

著者 (3件)： Yang G.C. (Department of Civil Engineering, The University of Hong Kong, Haking Wong Building, Pokfulam Road, Hong Kong) ,  Kwok C.Y. (Department of Civil Engineering, The University of Hong Kong, Haking Wong Building, Pokfulam Road, Hong Kong) ,  Sobral Y.D. (Departamento de Matematica, Universidade de Brasilia, Campus Universitario Darcy Ribeiro, Brasilia 70910-900, DF, Brazil)
資料名： Applied Mathematical Modelling  (Applied Mathematical Modelling)
巻： 63  ページ： 591-610  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0624A  ISSN： 0307-904X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然河川および人工水路における河床形態は,全体的な流れ抵抗に対する支配的な寄与を提供し,従って堆積物輸送速度に大きく影響する。多くの実験室実験と現場観測を床形式で行い,理論的平坦層仮定が全懸濁負荷(TSL)に対する正しい推定を与えないことを見出した。本研究では,格子Boltzmann法(LBM)を用いて,床形式上の乱流開水路流の系統的数値研究を提示した。静的SmagorinskyモデルをLBMに組み込んで乱流を説明し,流体と空気の間の動的界面を自由表面モデルにより捕捉した。LBMシミュレーションにおける時間平均流速,乱流強度およびReynoldsせん断応力は,利用可能な実験データとの優れた一致を示した。さらに,層形状によって誘起されたコヒーレント流れ構造は,Navier-Stokes方程式に基づくラージエディシミュレーションからの以前の数値結果と定性的に一致した。次に,堆積物輸送に及ぼす全摩擦係数f_Tによって定量化された河床形状の粗さの影響を調べるために進めた。理論的フラットベッド仮定に基づくTSLの予測は,ベッド形状粗さに依存して,30%までの過大評価をもたらす可能性があることが分かった。さらに,正規化TSLはf_Tに直線的に比例し,下向き沈降速度と上向き乱流誘起拡散の比にほぼ逆比例した。著者らの研究は,これらの量をTSLを推定するための一般的な法則を提案し,それは人工水路のより効率的で正確な工学設計の可能性を有し,河川管理を改善した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 乱流 ,  開水路流 ,  界面 ,  その場観察 ,  剪断応力 ,  水路 ,  コヒーレンス ,  Navier-Stokes方程式 ,  *懸濁液 ,  流れ構造 ,  摩擦係数 ,  空気 ,  *表面粗さ ,  *ベッド ,  ラージエディシミュレーション

著者キーワード (6件)： 土砂輸送 ,  ベッドフォーム ,  浮遊荷重 ,  格子Boltzmann ,  乱流 ,  自由表面

分類 (5件)： 溶射  (WC08030N) ,  熱交換器,冷却器  (PA03020G) ,  物体の周りの流れ  (BC02040N) ,  原子炉熱力学  (MD02030Q) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 格子Boltzmann法 ,  懸濁 ,  ベッド ,  粗さ