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J-GLOBAL ID:201802240067883091   整理番号:18A1189932

Vibrio parahaemolyticusにより攻撃されたゼブラフィッシュ(Danio rerio)幼生の示差トランスクリプトーム解析【JST・京大機械翻訳】

Differential transcriptome analysis of zebrafish (Danio rerio) larvae challenged by Vibrio parahaemolyticus
著者 (24件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 1049-1062  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1352A  ISSN: 0140-7775  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゼブラフィッシュ胚と幼生は,細菌感染に対する宿主自然免疫応答の同定のための有用なin vivoモデルを代表する。腸炎ビブリオは,世界中の典型的な人畜共通病原体であり,ヒトにおける急性胃腸炎と魚類におけるビブリオ症を引き起こす。しかしながら,腸炎ビブリオに感染したゼブラフィッシュ幼生における自然免疫応答の機構は明らかではない。腸炎ビブリオ13(Vp13)株懸濁液に2時間浸漬した受精後3日(dpf)ゼブラフィッシュ幼生のトランスクリプトームプロファイルを分析した。合計602の差次的に発現した遺伝子(DEG)が感染群で同定され,そのうち175(29.07%)の遺伝子が上方制御され,4(70.93%)の遺伝子が下方制御された。これらの変化した遺伝子は,補体及び凝固カスケード,ケモカイン,TNFシグナル伝達経路,NF-κBシグナル伝達経路及びJAK-STATシグナル伝達経路をコードした。mmp13,cxcr4a,ccl20,hsp70,nggt,セルピン1l,il8,コフィリンおよびIL11のようないくつかの有意なDEGを定量的遺伝子発現分析にかけ,結果はトランスクリプトームプロファイルのそれらと一致した。これらの結果は,2時間腸炎ビブリオへの曝露がパターン認識受容体(PRRs)の下流シグナル伝達経路遺伝子の発現変化により3dpf幼生における自然免疫応答を活性化できることを明確に示した。これらの結果は,腸炎ビブリオの外部細菌に対する全身的自然免疫応答の基礎となるシグナル伝達経路と病因機構の将来の分析のための有用な参照を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  腸  ,  遺伝子の構造と化学  ,  動物に対する影響  ,  細胞生理一般 

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