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J-GLOBAL ID：201802240085207804   整理番号：18A0266778

水ベース掘削液におけるシェール安定性を改善するための疎水性修飾高分子系シリカナノ複合材料【Powered by NICT】

Hydrophobic modified polymer based silica nanocomposite for improving shale stability in water-based drilling fluids

著者 (4件)： Xu Jian-gen (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum, Qingdao, 266580, China) ,  Qiu Zhengsong (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum, Qingdao, 266580, China) ,  Zhao Xin (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum, Qingdao, 266580, China) ,  Huang Weian (School of Petroleum Engineering, China University of Petroleum, Qingdao, 266580, China)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 153  ページ： 325-330  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,新しい疎水性修飾ポリマをベースにしたシリカナノ複合材料(NFC)を乳化重合により成功裡に調製し,FTIR,PSD,TEM及びTGA分析によって特性化した。結果は,NFCは約72nmのD50値を持つ38nmから164nmの単一モード分布を有し,良好な熱安定性を持つことを示した。接触角測定,圧力伝達試験,熱間圧延挿し木分散試験と適合試験を含む種々の方法を採用して,シェール安定性に及ぼすNFCの包括的な影響を評価した。NFCと相互作用する前と後のシェールコアを,走査型電子顕微鏡(SEM)分析によって特性化した。実験的研究は,NFCは効果的に間隙圧透過を遅らせ,内部シェールの孔口を埋めるとシールことを明らかにした。また,同じ濃度でのKClとJHCと比較して好ましいシェール抑制性能を示した。吸着後,シェール表面がより疎水性であり,頁岩安定性に有利である。さらに,適合性試験結果は,NFCはレオロジー性能に負の影響を持たないことを確認し,水ベース掘さく流体のろ過制御性能に正の影響を有していた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 接触角 ,  *二酸化ケイ素 ,  熱安定性 ,  相互作用 ,  走査電子顕微鏡 ,  *疎水性 ,  *頁岩 ,  キャラクタリゼーション ,  重合体 ,  *ナノ複合材料 ,  レオロジー ,  *高分子 ,  FTIR分光法 ,  可制御性 ,  *掘削液

著者キーワード (5件)： ナノ複合材料 ,  頁岩安定性 ,  水性掘削流体 ,  シェール水和 ,  圧力伝送

分類 (1件)： 油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 水 ,  掘削液 ,  シェール ,  安定性 ,  疎水性 ,  修飾 ,  分子系 ,  シリカ ,  ナノ複合材料