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J-GLOBAL ID:201802240095886722   整理番号:18A0780695

坑道閉鎖試験に基づく坑道掘削・閉鎖時の化学環境変化プロセスの考察

Evaluation of hydrogeochemical processes provoked by tunnel excavation and closure based on simulated experiment in a mock-up test drift
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 55-71(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0754A  ISSN: 0386-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全性評価において,地下水化学は工学材料の性能と放射性核種の挙動に影響する重要な因子である。処理施設の閉鎖後の水質化学の変化過程と定常状態を理解することが不可欠である。本研究では,瑞浪超深地層研究所において500mの深さの花崗岩において模擬実験坑道を建設し,坑道閉鎖後の水質化学の状態と関連する過程を観察した。掘削された坑道の周りの地下水流と化学は,坑道への割れ目に沿った水の流入により変化した。酸化還元電位は坑道からの酸素の侵入により増加した。坑道閉鎖後に,周囲の岩石に由来する地下水の混合,吹付コンクリートの溶解,および微生物反応のために,地下水は時間とともに化学的に変化した。酸化還元電位は微生物の還元的活動により3か月で初期ベースライン値に達したが,地下水は溶解した吹付コンクリートの影響によりアルカリ性になった。使用されるセメント質材料と比較して岩石中のpH緩衝鉱物の含有量が小さい場合,アルカリ性地下水は周囲の岩石に広範に広がる可能性がある。将来,アルカリ性地下水と花崗岩鉱物との間の相互作用により変化する水質化学を検証する必要がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地下水学  ,  放射性廃棄物 
引用文献 (36件):
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