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J-GLOBAL ID:201802240107345756   整理番号:18A0395985

高脂肪食を給餌した雄マウスにおける行動変化は特異的脳領域におけるIL-1β発現と関連している【Powered by NICT】

Behavioral changes in male mice fed a high-fat diet are associated with IL-1β expression in specific brain regions
著者 (4件):
資料名:
巻: 169  ページ: 130-140  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0800B  ISSN: 0031-9384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高脂肪食(HFD)誘発性肥満は代謝及び心血管疾患のリスクの増加だけでなく,認知障害,うつ病および不安障害と関連している。肥満は,低悪性度末梢炎症,代謝変化の発症に重要な役割を果たすをもたらした。以前の研究は,肥満関連中心炎症は神経精神障害の開発を基礎となる可能性があることを示唆するが,この関係を明らかにするためにさらなる研究が必要である。48雄C57BL/6Jマウスを用いた高脂肪食の慢性消費は海馬,扁桃体および前頭皮質におけるインターロイキン-1β(IL 1β)の発現を増加させるかどうかを調べた。も脳領域におけるIL-1β発現はY迷路,オープンフィールド,高架式零字型迷路と強制水泳試験における変化と相関するかどうかを決定した。食事治療の16週間後,HFDマウスはY迷路試験における認知障害,オープンフィールド試験および高架零迷路試験中に大きな不安様行動および強制水泳試験における増加した抑うつ様挙動を示した。IL-1βの海馬および扁桃体発現はHFDマウスで有意に高い標準食(SD)を与えた対照マウスに比べて。さらに,SD対照と比較して,海馬GFAPおよびIba1免疫反応性は,HFDマウスで増加した。認知性能は海馬と扁桃体におけるIL-1βのレベルと負に相関して不安様行動における観察された増加は,扁桃体におけるIL-1βの高い発現と正に相関した。しかし,著者らが研究した脳の部位いずれにおいても抑うつ様行動およびIL-1β発現との関連は認められなかった。まとめると著者らのデータは,HFDを与えたマウスは認知障害,不安および抑うつ様行動を示すという証拠を提供する。著者らの結果は,海馬と扁桃体におけるIL-1βの発現増加は認知障害と不安様行動の発達にそれぞれ関係しているかもしれないことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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