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J-GLOBAL ID：201802240131467374   整理番号：18A0699771

環境史の視点で切り拓く地平〈視点1:地形・景観・災害と人間〉三保の松原の景観変化に関する自然地理学的研究

Geographical study on landscape changes in Miho no Matsubara (Miho Pine Grove), central Shizuoka, Japan

著者 (1件)： 山田和芳 (ふじのくに地球環境史ミュージアム)
資料名： 環境考古学と富士山  (Environmental Archaeology and Mt. Fuji)
号： 2  ページ： 13-22  発行年： 2018年03月24日 
JST資料番号： F2015A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論は,名勝“三保の松原”の景観の保全や活用において,これからのあり方を考える一材料を提示する。三保の松原を中心とした文化的景観が歴史的にどのようにつくられ,利用されてきたのかという問いに対して,地形図及び空中写真判読,現地環境史調査の結果を基にして,地形形成における自然作用及び人的インパクトの両側面から検討した。三保の松原の文化的景観は時代によって,それらの背景やニーズに基づきながらも変化したものの,不可逆的な文化的景観にならないよう現代まで連綿と保全してきた歴史をうかがうことができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *景観 ,  *静岡県 ,  環境保全 ,  地形図 ,  空中写真 ,  写真判読 ,  半島 ,  砂丘 ,  *砂嘴 ,  *地形発達史
準シソーラス用語： 三保半島

分類 (1件)： 自然地理学  (DF01000Z)

引用文献 (24件)：

• 馬場和秋・河村信武・成石活郎 1968「皆生海岸の侵食について」『海岸工学論文集』15、150-162頁。
• 中日新聞 2017a「地中に練炭灰 羽衣の松弱く」2017年1月20日朝刊。
• 中日新聞 2017b「三保松原の保全 松枯れ対策で一定の効果」2017年12月26日朝刊。
• 遠藤まゆみ 2014「三保の松原・美の世界」『NPO法人三保の松原・羽衣村』78頁。
• 星野通平 1976「駿河湾のなぞ」『静岡新聞社』253頁。

タイトルに関連する用語 (9件)： 環境史 ,  視点 ,  地形 ,  景観 ,  災害 ,  人間 ,  景観変化 ,  自然地理学 ,  研究