雌ラットにおけるトルブタミドの薬物動力学と代謝除去:雄ラットとの比較【JST・京大機械翻訳】

Fukuno Shuhei; Nagai Katsuhito; Horii Ayano; Yamamoto Kohei; Konishi Hiroki

文献

J-GLOBAL ID：201802240195516192 整理番号：18A1640744

雌ラットにおけるトルブタミドの薬物動力学と代謝除去:雄ラットとの比較【JST・京大機械翻訳】

Pharmacokinetics and metabolic elimination of tolbutamide in female rats: Comparison with male rats

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資料名：
巻： 39 号： 7 ページ： 321-327 発行年： 2018年
JST資料番号： D0863B ISSN： 0142-2782 CODEN： BDDID8 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

ラット肝CYP2Cの発現プロファイルに性差があることが知られているため,雌ラットにおけるCYP2Cに対する典型的なプローブであるトルブタミド(TB)の薬物動態学的挙動と代謝TBに対する肝酵素活性を雄ラットと比較した。雌ラットへの静脈内投与後のTBの薬物動態学的分析において,終末期(k_e)における除去率定数,総クリアランス(CL_tot)および定常状態(Vd_ss)における分布の見かけの容積は,雄ラットにおけるより有意に低かった。血清蛋白質に対するTBの結合率は,雄および雌ラットで類似しており,血清中の非結合TB濃度の変化はTBの薬物動態の違いとは関連していないことを示した。肝ミクロソームを用いた代謝試験において,雌ラットにおけるTBから4-ヒドロキシトルブタミド(4-OH-TB)への代謝転換の最大反応速度(V_max)は雄ラットにおけるそれより低かったが,性別間のMichaelis定数(K_m)に有意差はなかった。これと一致して,V_max対K_m比(V_max/K_m)は雄ラットより雌ラットで有意に低かった。従って,雌ラットにおける肝臓TB除去に対する低いin vitroでのCYP2C依存性活性は,TBの低いin vivo除去クリアランスに対する明確な説明を提供した。著者らの知見は,ラットにおける肝臓CYP2C酵素の基質として作用する薬物を除去するための代謝能力に性差があることを強く示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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生物薬剤学(基礎)

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