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J-GLOBAL ID：201802240219599931   整理番号：18A0141182

初期ドロマイト化作用中のドロマイト量の層スケール空間パターンの形成I機構と反応-輸送モデル化により明らかにされたフィードバック【Powered by NICT】

Formation of bed-scale spatial patterns in dolomite abundance during early dolomitization: Part I. Mechanisms and feedbacks revealed by reaction-transport modelling

著者 (2件)： Budd David A. (Department of Geological Sciences, University of Colorado, Boulder, CO, 80309-0399, USA) ,  Park Anthony J. (Sienna Geodynamics and Consulting, Inc., Albany, NY, 12211, USA)
資料名： Sedimentology  (Sedimentology)
巻： 65  号： 1  ページ： 209-234  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0345C  ISSN： 0037-0746  CODEN： SEDIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ほとんどの例は100%ドロマイトである年代変化のドロマイトは,浸透率 空隙率であり,推論,ドロマイト量による横方向周期的変動のメートルスケールの入れ子パターンを示した。層スケールドロマイト化作用の二次元反応-輸送モデルシミュレーションは,ドロマイト量のこれらのパターンは表面近くの置換ドロマイト化作用中に形成できるかどうかを評価するために用いた。シミュレーションは,ドロマイト化流体として高さ2m,長さ18mモデル領域,低Mg方解石グレーンストーン前駆体と蒸着したミシシッピ紀海水ブライン(千塩分当たり430)を用いた。ドメインは初期間隙率および/または粒径のランダム変動により占有される。結果は,ドロマイト量の空間パターンは,わずか1%のドロマイトを形成し,モデル化されたパターンと露頭文書化されたパターン間の類似性をもつ場合に出現することを明らかにした。入れ子パターンは全分散の40%以下,短距離相関15~33mの範囲と65mまでの波長との長範囲周期的傾向を構成するランダムに近い成分を含んでいるドロマイト量におけるパターンの出現は,自律自己組織化現象の結果である。初期間隙率および/または粒径のランダム不均一性に起因して生じる初期方解石反応性表面積の変化によって引き起こされる。パターンは速度論的非平衡反応(ドロマイト沈殿および方解石の溶解)とドロマイト成長,方解石の溶解と流体流との間の正のフィードバックの組み合わせにより開発した。高いドロマイト,低い空隙率と高い反応性表面積の遺伝子座周囲で起こるが,低いドロマイト,より高い多孔率そしてより低い反応性表面積の遺伝子座である。メートル規模で得られた多孔質少ない/多いドロマイトとより多孔質/ドロマイトで構造は局在化した相互作用から生じる。パターン形成のためのこの自己組織化機構はドロマイト化作用中の地球化学的自己組織化のための新しいモデルを構成し,初期,表面近くのドロマイト化作用中のメートル規模パターンの形成に適用できるが証明されている唯一の自己組織化モデルである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ドロマイト化作用 ,  自己組織化 ,  溶解 ,  方解石 ,  反応性 ,  粒径 ,  多孔性 ,  *モデリング ,  流体流 ,  不均一性 ,  表面積 ,  類似性 ,  空隙率 ,  相互作用 ,  沈殿

著者キーワード (4件)： ドロマイト化作用 ,  反応-輸送モデル化 ,  自己組織化 ,  空間パターン

分類 (2件)： 堆積学一般  (DE05010J) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 初期 ,  ドロマイト化作用 ,  ドロマイト ,  層 ,  スケール空間 ,  輸送モデル ,  フィードバック