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J-GLOBAL ID：201802240226257804   整理番号：18A1910587

同位体交換空洞リングダウンレーザ分光法を用いた硝酸塩の三重酸素同位体分析【JST・京大機械翻訳】

Triple oxygen isotope analysis of nitrate using isotope exchange cavity ringdown laser spectroscopy

著者 (2件)： Gazquez Fernando (School of Earth and Environmental Sciences, University of St. Andrews, St Andrews, KY16 9AL, UK) ,  Claire Mark W. (School of Earth and Environmental Sciences, University of St. Andrews, St Andrews, KY16 9AL, UK)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 32  号： 22  ページ： 1949-1961  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硝酸塩における三重酸素同位体(16O/17O/18O)は,大気中の硝酸塩形成経路と生態系における硝酸塩の運命を確認するための価値あるツールである。ここでは,硝酸塩-水同位体平衡(IE)に基づく硝酸塩中のΔ17O値を決定するための新しい方法と,空洞リングダウンレーザ分光法(CRDS)を用いた水の同位体分析を示した。【方法】硝酸塩酸素(O-NO_3-)は低pHと80°Cで水酸素(O-H_2O)と平衡化する。続いて,平衡水のδ17O及びδ18O値をCRDSにより決定し,V-SMOW及びV-SLAPにスケールし,硝酸塩基準(USGS-34,USGS-35及びIAEA-NO3)に対して較正した。合成および天然硝酸塩の同位体測定と,硝酸塩の熱分解の古典的方法との直接的な研究室間比較,続いてO_2の同位体比質量分析(TD-IRMS)を提供した。【結果】:合成NaNO_3に対して,IE-CRDS法の精度(1SD)は,O-NO_3-/O-H_2O比が0.0114±0.0001(例えば,酸溶液の50μmolのNO_3の12μmol)より大きいとき,δ17O値に対して0.8‰,δ18O値に対して1.7‰,Δ17O値に対して0.2‰である。天然試料に対して,カラム化学による硝酸塩の精製とAgNO_3としての再沈殿の後,精度はδ17O値に対して1.8‰,δ18O値に対して3.2‰,Δ17O値に対して1‰より良好であった。IE-CRDSとTD-IRMSは,2つの方法の分析誤差内でΔ17O値を生じた。結論:硝酸塩におけるΔ17O値を測定するためのIE-CRDS法は,ユーザに優しく比較的安価なベンチトップ分析装置を利用し,特定の応用に対するIRMSに基づく方法に代わるものである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 国際原子力機関 ,  *同位体交換 ,  *酸素同位体 ,  レーザ分光法 ,  *同位体分析 ,  分析機器 ,  生態系 ,  熱分解 ,  *硝酸塩
準シソーラス用語： 低価格 ,  同位体測定 ,  硝酸イオン ,  酸素同位体比 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 同位体存在比,質量スペクトル  (BH02030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 同位体交換 ,  空洞 ,  レーザ分光法 ,  硝酸塩 ,  同位体分析