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J-GLOBAL ID：201802240230853269   整理番号：18A0663762

陸前高田市文化遺産調査における3D機器の活用-向堂観音堂十一面観音菩薩坐像のレプリカ作成の事例を通して-

著者 (5件)： 佐野宏一郎 (奈良教大 大学院) ,  赤津將之 (奈良教大 大学院) ,  鈴木奈津 (奈良教大) ,  浜松佳生 (奈良教大) ,  山岸公基 (奈良教大)
資料名： 奈良教育大学次世代教員養成センター研究紀要  (次世代教員養成センター研究紀要)
号： 4  ページ： 199-204  発行年： 2018年03月30日 
JST資料番号： L5338B  ISSN： 2189-3039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2016・2017年度の陸前高田市文化遺産調査において,本学が所有する「先端的デジタル教材開発整備一式」のうち,3Dスキャナと3Dプリンタを用いて,向堂観音堂十一面観音菩薩坐像の三次元計測・レプリカ作成を行った。無住の小堂である向堂観音堂に安置された十一面観音菩薩坐像の盗難が,管理者から危惧されたことが発端となり調査が行われ,レプリカを作成したことで,被災地域の文化財の保護に貢献した。一方で,学生が主体的に取り組むこの活動は,次世代の教育に必要な実践力を身に着けることにもつながった。本稿では,3D機器を利用した文化財調査の実践例として本調査を報告し,この取り組みの被災地への貢献や学生が主体的に行う意義を,次世代の教育的実践力と関連付けながら考察する。(著者抄録)

シソーラス用語： 計測 ,  走査装置 ,  *3Dプリンタ ,  *三次元測定 ,  *彫刻 ,  *複製 ,  文化 ,  学校教育 ,  岩手県 ,  資産
準シソーラス用語： 大学教育 ,  *仏像 ,  *文化遺産 ,  文化財計測 ,  陸前高田市

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 陸前高田市 ,  文化遺産 ,  調査 ,  3D ,  活用 ,  レプリカ