文献

J-GLOBAL ID：201802240233780298   整理番号：18A1590606

多重スケール法を用いた減衰導波の解析【JST・京大機械翻訳】

Analysis of damped guided waves using the method of multiple scales

著者 (2件)： Kanda Kosuke (Department of Mechanical Engineering, Keio University, Yokohama 2238522, Japan) ,  Sugiura Toshihiko (Department of Mechanical Engineering, Keio University, Yokohama 2238522, Japan)
資料名： Wave Motion  (Wave Motion)
巻： 82  ページ： 86-95  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0434B  ISSN： 0165-2125  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二次元板における誘導波の特定の型であるLamb波に及ぼす減衰の影響を解析的に調べた。材料減衰を考慮して,Lame定数は複素数であると仮定した。これにより,関連する波数が複雑になり,波数の虚数部が導波の減衰の効果と関連している。本論文において,著者らは,分散曲線と減衰係数が,自己随伴性と多重スケール(MMS)の方法を用いて得ることができることを示した。それは一種の摂動方法であった。自己随伴性とMMSを用いて,各伝搬モードに関して対応する固有関数の積分値と境界値から周波数と波数依存減衰係数を計算した。この解析法は,ニュートン法を用いた数値手法とは異なり,数値初期値に関係なく,分散曲線だけでなくモードごとの減衰係数も得ることができる。したがって,提案した方法は,従来の方法よりも特定のモードに関して減衰係数をより容易に計算できる。さらに,提案した方法によって得られた結果は,半解析的有限要素(SAFE)法によって得られた結果と良く一致し,提案した方法を検証した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二次元 ,  摂動法 ,  波数 ,  Newton-Raphson法 ,  固有関数 ,  *減衰定数 ,  複素数 ,  虚数 ,  Lamb波 ,  積分 ,  周波数 ,  分散曲線
準シソーラス用語： 有限要素 ,  *マルチスケール ,  随伴 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 導波 ,  Lamb波 ,  自己随伴性 ,  多重スケールの方法 ,  減衰係数

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多重スケール法 ,  減衰 ,  導波 ,  解析