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J-GLOBAL ID:201802240273543193   整理番号:18A0142255

潜在性H BV感染患者から分離したB型肝炎ウイルス(HBV)遺伝子変異株による抗原性還元HBs抗原の検出能不良に主に寄与する【Powered by NICT】

Antigenicity reduction contributes mostly to poor detectability of HBsAg by hepatitis B virus (HBV) S-gene mutants isolated from individuals with occult HBV infection
著者 (12件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 263-270  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0726B  ISSN: 0146-6615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルス(HBV)S遺伝子の変異は潜在性H BV感染(OBI)に寄与する因子の一つである。研究を,B型肝炎表面抗原(HBsAg)の検出能に及ぼすOBI関連遺伝子変異の影響を明らかにすることを目的とした。S領域の主要親水性領域内の九種の代表的な変異を調べた。これらはHBV関連肝細胞癌とOBI患者から六(M1~M6),および三OBI献血者から三(M7M9)を含んでいた。pTriEx mod1~0.1HBVおよびpcDNA3.1( )/myc-His Aベクトルに基づいて組換えプラスミドはそれぞれ構築し,HepG2またはHuh7細胞にトランスフェクトした。電気化学ルミネセンス,ELISA,ウェスタンブロット法および共焦点免疫蛍光は,HBsAg発現と抗原性を調べるために用いた。野生型株と比較して,九変異体の上清と細胞内H BsAgレベルはRoche定量的Elecsysアッセイに56.39 99.09%と42.76 99.77%それぞれ減少した。共焦点免疫蛍光はHBsおよび抗His-tagによって検出されたHBsAg myc His融合蛋白質の相対強度比は,野生型株と比較して九変異体の11.87 76.27%低かったことを示した。具体的には,筆者らは最初に最近見出されたM1~M5変異体は33.14%,76.27%,57.93%,53.37%,および40.88%低かった。一致した結果は,二重抗体サンドイッチELISAアッセイ(myc+抗HBs対myc+抗His)を用いて得た。抗原性減少はOBI関連変異により生じるHBsAgの貧弱な検出能の主要な役割を果たしているが,いくつかの変異体の減少したHBsAg発現と試料中の抗HBsは協調した役割を果たしている可能性がある。まとめると,抗原性低下は,これらOBI関連変異により生じるHBsAgの検出不良に主に寄与する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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ウイルスの生理一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  遺伝子発現  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 

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