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J-GLOBAL ID:201802240287259804   整理番号:18A0880114

結腸癌細胞の増殖と浸潤に対するグレリンの影響及びメカニズム検討【JST・京大機械翻訳】

Regulation of Ghrelin in proliferation and invasion of colon carcinoma
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号: 30  ページ: 26-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3640A  ISSN: 1005-8982  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】結腸癌の増殖,浸潤に及ぼすグレリンの効果と機構を研究する。方法:90例の手術切除した結腸癌(CRC)組織及び癌周辺組織を収集し、免疫組織化学染色で組織Ghrelin発現を測定し、Ghrelin発現と結腸癌患者の臨床資料、生存予後との関係を分析した。細胞を3つの群に分けた:空白対照群(WT),陰性対照群(NC),およびsh-グレリントランスフェクション群。短ヘアピンRNA(shRNA)技術を用い、結腸癌HT29、SW480細胞のGhrelin発現を抑制し、CCK-8法で細胞の増殖能力を測定し、フローサイトメトリーで細胞周期と早期アポトーシスの状況を測定し、細胞浸潤能力を測定し、Westernblotでホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)、蛋白キナーゼB(Akt)、リン酸化蛋白キナーゼB(p-Akt)、リン酸化哺乳動物のラパマイシン標的タンパク質(p-mTOR)の発現レベルを測定した。結果:結腸癌組織のグレリンの高発現率は64.4%(58/90)で、癌周辺組織のGhrelinの高発現率は27.8%(25/90)であり、両者に統計学的有意差があった(x2=24.347,P=0.001)。腫瘍直径≧5cm群のGhrelin高発現率は腫瘍直径<5cm群より高く、III、IV期群のグレリン高発現率はI、II群より高く、リンパ節転移群のグレリン高発現率はリンパ節転移群より高い。群間で有意差があった(P<0.05)。グレリン発現は,性別,年齢,および腫瘍悪性度とは相関しなかった(P>0.05)。Ghrelin高発現群の総生存率と無病生存率はいずれもGhrelin低発現群より低く(P<0.05)、結腸癌HT29とSW480細胞では、sh-グレリン群の細胞増殖能はNC群とWT群より低かった。S期の割合と早期アポトーシスの割合はNC群とWT群より高く(P<0.05)、G0/G1期の比例はNC群とWT群より低かった。sh-グレリン群の細胞遊走距離,浸潤細胞数はNC群及びWT群より少なかった(P<0.05)が,HT29及びSW480細胞中の細胞遊走は有意だった(P<0.05)。sh-グレリン群のPI3K,p-Akt,およびp-mTOR蛋白質発現は,NC群およびWT群に比して有意に低かった(P<0.05)。NC群とWT群の間で,PI3K,Akt,p-Akt,mTOR,およびp-mTOR蛋白質発現に有意差はみられなかった(P>0.05)。【結語】Ghrelin発現の干渉は,結腸癌細胞の増殖および浸潤を阻害する可能性があり,PI3K-Akt-mTORシグナル経路の抑制に関与している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 

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