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J-GLOBAL ID：201802240326735607   整理番号：18A0525116

感情と感情のNGF依存性ニューロンと神経生物学:先天性無痛無汗症からの教訓【Powered by NICT】

NGF-dependent neurons and neurobiology of emotions and feelings: Lessons from congenital insensitivity to pain with anhidrosis

著者 (1件)： Indo Yasuhiro (Department of Pediatrics, Kumamoto University Hospital, Honjo 1-1-1, Chuou-ku, Kumamoto 860-8556, Japan)
資料名： Neuroscience & Biobehavioral Reviews  (Neuroscience & Biobehavioral Reviews)
巻： 87  ページ： 1-16  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1137A  ISSN： 0149-7634  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NGFはよく研究された神経栄養因子であり,TrkAは,NGF受容体チロシンキナーゼである。NGF-TrkAシステムは発生の間のNGF依存性ニューロンの生存と維持を支持している。無汗症(CIPA)に伴うとう痛への先天性非感受性は,NTRK1遺伝子をコードするTrkAの機能喪失変異による常染色体劣性遺伝疾患である。CIPA患者は,そうでなければ完全な系におけるNGF依存性ニューロンを欠き,NGF依存性一次求心性神経および交感神経節後ニューロンを含む。CIPAの病態生理は,NGF依存性ニューロンはヒトにおいて役立つユニークな機能,動物試験で評価することは困難であると思われるを明らかにするために興味ある知見を提供することができる。先行研究は,NGF-TrkAシステムは,とう痛,そうようと炎症において重要な役割を果たすことを示した。本レビューでは,CIPAの臨床的および神経生物学的側面に焦点を当て,末梢神経系におけるNGF依存性ニューロンは我々の体の内受容とホメオスタシス,ストレス応答において重要な役割を果たしていることを解説した。さらに,これらNGF依存性ニューロンは我々の種における「感情と感情の神経生物学的過程に必要と思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 末梢神経系 ,  病態生理 ,  疼痛 ,  *ニューロン ,  動物実験 ,  NGF【成長因子】 ,  受容体型チロシンキナーゼ ,  炎症 ,  ホメオスタシス ,  神経栄養因子 ,  ヒト ,  遺伝子
準シソーラス用語： *神経 ,  trkA受容体 ,  *神経生物学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (15件)： アロスタシス ,  無汗症を伴う先天性痛覚不感症 ,  感情 ,  感 ,  Homeostasis ,  炎症 ,  Interoception ,  神経成長因子(NGF) ,  NGF依存性ニューロン ,  NGF依存性一次求心性ニューロン ,  NTRK1遺伝子 ,  NGFの受容体チロシンキナーゼ ,  ストレス ,  交感神経節後ニューロン ,  TrkA受容体

分類 (2件)： 神経の臨床医学一般  (GN01030H) ,  先天性疾患・奇形一般  (GD03010V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 感情 ,  NGF ,  依存性 ,  ニューロン ,  神経生物学 ,  先天性無痛無汗症 ,  教訓