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J-GLOBAL ID：201802240363875619   整理番号：18A0617523

赤色オプシン遺伝子の損失はメダカの皮膚色変異体間の性的隔離を弛緩させる【Powered by NICT】

Loss of red opsin genes relaxes sexual isolation between skin-colour variants of medaka

著者 (3件)： Kamijo Makiko (Department of Chemical and Biological Sciences, Japan Women’s University, Mejirodai 2-8-1, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8681, Japan) ,  Kawamura Mayuko (Department of Chemical and Biological Sciences, Japan Women’s University, Mejirodai 2-8-1, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8681, Japan) ,  Fukamachi Shoji (Department of Chemical and Biological Sciences, Japan Women’s University, Mejirodai 2-8-1, Bunkyo-ku, Tokyo 112-8681, Japan)
資料名： Behavioural Processes  (Behavioural Processes)
巻： 150  ページ： 25-28  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1218A  ISSN： 0376-6357  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色覚は動物にしばしば不可欠である。色の微細識別は,食品,捕食者,または交配パートナーを見つけるために動物の能力を向上させた。メダカ(Oryzias latipes)の二色変異体,視覚的手がかり(淡灰色対暗オレンジ)に依存してassortativelyを交尾を用いて,著者らは最近,赤色オプシン(長波長)遺伝子をノックアウトによる赤色盲株を確立し,魚は赤色光に鈍感であることを明らかにした。本研究では,これらの赤色ブラインド魚の配偶者選択を検討した。正常色覚と色変異体は,それら自身の歪と交尾を好んだ。赤ブラインドものもそれら自身の歪を好んだ;すなわちそれらはまだassortativelyを交配した。しかし,好みは正常色覚による魚のそれより有意に弱かった。換言すれば,赤ブラインド魚は他の色変異株における増加した性的関心を示した。これらの結果は,赤色光に対する感受性の低下も色を識別するためのそれらの能力を低下させることを示した。本実証的知見は,直接錐体オプシンレパートリーの変化は交配決定挙動,それは自然界において同種色変異体間の遺伝子流動と種分化過程に影響することを変化させ,他の研究で示唆されたようにことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 種分化 ,  色覚異常 ,  色覚 ,  赤色光 ,  *遺伝子 ,  オレンジ ,  交配 ,  捕食者 ,  感受性 ,  *メダカ ,  *オプシン ,  遺伝子流動 ,  錐体オプシン ,  配偶者選択 ,  *肌色 ,  *カダヤシ目

著者キーワード (5件)： 長波長感受性(LWS)オプシン ,  配偶者選択 ,  メダカ ,  赤色彩色意図にもとづく色覚 ,  性選択

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 赤色 ,  オプシン ,  遺伝子 ,  損失 ,  メダカ ,  皮膚色 ,  変異体 ,  弛緩