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J-GLOBAL ID：201802240472106707   整理番号：18A1814850

金属表面の氷核不活性化処理による着霜遅延効果

著者 (2件)： 小山寿恵 (産業技術総合研) ,  稲田孝明 (産業技術総合研)
資料名： 日本伝熱シンポジウム講演論文集(CD-ROM)
巻： 55th  ページ： ROMBUNNO.B312  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0872D  ISSN： 1346-1532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水にある種の合成高分子や界面活性剤を溶解させると,水の過冷却を安定に維持できることが知られている。これは,合成高分子や界面活性剤が水に含まれる固体微粒子表面に作用し,固体表面の氷核活性を抑制するためだと考えられている。本研究では,これらの合成高分子や界面活性剤を被覆したステンレス製の伝熱面を用いて着霜実験を行い,水滴の凝縮,凍結,及び凍結伝播の様相を観察した。その結果,一部の合成高分子や界面活性剤を被覆した伝熱面においては,凝縮水滴の凍結が著しく遅延することが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *氷晶核 ,  不活性化 ,  *着霜 ,  *熱交換器 ,  核形成 ,  表面 ,  高分子 ,  ステンレス鋼 ,  表面被覆 ,  界面活性剤 ,  過冷却
準シソーラス用語： 金属表面 ,  合成高分子 ,  氷核形成

分類 (2件)： 雪氷学  (DC08000N) ,  熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 金属表面 ,  氷核 ,  不活性化 ,  着霜 ,  遅延効果