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J-GLOBAL ID：201802240500725038   整理番号：18A1857253

「信頼への投資」に基づくコーポレートガバナンス論の構想-A.ズーハネクの所説を中心として-

著者 (1件)： 柴田明 (日本大 商)
資料名： 商学集志  (Journal of Business, Nihon University)
巻： 88  号： 2  ページ： 43-60  発行年： 2018年09月30日 
JST資料番号： F0737A  ISSN： 0287-7023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿の目的は,「経済倫理・企業倫理」の観点,とりわけA.ズーハネクによる「信頼への投資」という観点から,コーポレートガバナンスを議論することの重要性を指摘することである。最初にコーポレートガバナンスとは何かという本質論を簡潔に検討し,従来の議論では社会という全体的な観点からコーポレートガバナンスが議論されてこなかったことを指摘する。続いて,コーポレートガバナンスの基礎理論として頻出するエージェンシー理論と対比させる形で「信頼への投資」のコンセプトを説明し,このコンセプトが,プリンシパルとエージェントの利害のみを考慮するという問題点を克服し,第三者の利害をも考慮できるアプローチであることを論証する。最後に,このコンセプトに基づいて,現状の日本のコーポレートガバナンス改革に対する提言を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *経営管理 ,  経営理論 ,  *信用 ,  *投資 ,  倫理 ,  概念 ,  提案
準シソーラス用語： エージェンシー理論 ,  *コーポレートガバナンス ,  コンセプト ,  企業倫理 ,  *信頼 ,  提言

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 信頼 ,  投資 ,  コーポレートガバナンス ,  構想