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J-GLOBAL ID:201802240508985118   整理番号:18A1828721

メトホルミンはFGF21/adiponectin軸の調節によりNAFLDラットの脂質代謝障害を改善する。【JST・京大機械翻訳】

Metformin improves lipid metabolism in NAFLD rats by modulating the FGF21/adiponectin axis
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 19-23  発行年: 2018年 
JST資料番号: C3313A  ISSN: 1673-0070  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:メトホルミンがFGF21/adiponectin軸の調節により、高脂肪食によるNAFLDラットの脂質代謝障害の改善作用を検討する。【方法】25匹のSDラットを高脂肪食で8週間飼育し,NAFLDモデルを5匹のラットで確立した。残りの20匹のラットをモデル群(HF群)とメトホルミン介入群(HF+M群)に分け,各群10匹のラットに高脂肪食を与えた。対照群(NC群)として10匹の普通食を与えた。血清アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG)および空腹時血糖(FBG)を,8週間の胃内投与の後,自動生化学分析装置によって検出した。肝臓TG含量,血清インシュリン(FINS),線維芽細胞成長因子(FGF21)およびアディポネクチン(Adiponectin)のレベルを酵素免疫測定法で測定し,インシュリン耐性指数(HOMA-IR)を算出した。ラット肝細胞の脂肪変性をHE染色により観察した。肝組織におけるFGF21,AMPKmRNA,および脂肪組織におけるadiponectinmRNAの発現を,リアルタイムPCR法によって検出した。【結果】NC群と比較して,HF群の糖脂質代謝障害と軽度肝機能障害は,インシュリン抵抗,肝臓TG過剰沈着,および血清Adiponectinレベルの減少を伴った。メトホルミンの介入後、HF群ラットの血清TC、TG、FBG、ALT、AST、肝臓TG含量及びHOMA-IR(P<0.05)を降下し、血清adiponectin及びFGF21レベルを上昇させた。HE染色により、肝臓脂肪の変化がモデル群より明らかに改善した。HF群と比較して,メトホルミンは肝臓のAMPK-αとFGF21mRNA発現を増加させたが(P<0.05),adiponectinmRNAの発現は変化しなかった(P>0.05)。しかし、脂肪組織のadiponectinmRNAの発現は明らかに上昇した。【結語】メトホルミンは,高脂肪食群に比して肝臓の脂質沈着および末梢インシュリン抵抗を効果的に軽減し,そのメカニズムとメトホルミンはAMPK経路を介して肝臓FGF21mRNA発現のアップレギュレーションに関与しているが,肝細胞に直接作用しないと推測するべきである。脂肪組織のadiponectin分泌の刺激により、脂質低下とインシュリン抵抗の改善作用を発揮する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消化器の基礎医学 
物質索引 (1件):
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