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J-GLOBAL ID:201802240517204891   整理番号:18A1134794

多重レクチンの親和性ナノプローブとしての官能化金ナノ粒子【JST・京大機械翻訳】

Functionalized gold nanoparticles as affinity nanoprobes for multiple lectins
著者 (2件):
資料名:
巻: 162  ページ: 60-68  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリカン-レクチン相互作用は一般に自然界で観察される。親和性プローブとしてグリカン配位子修飾ナノプローブの使用に依存するレクチンを検出するために用いられる分析法を開発した。既存の方法の大部分は,合成グリカン配位子の使用に焦点を合わせている。それにもかかわらず,ニワトリ卵白における卵白アルブミンのような自然に利用可能な糖蛋白質は,グリカン固定化ナノプローブを製造するための良好な供給源である。本研究では,ニワトリ卵白(CEW)蛋白質と水性テトラクロロ金酸塩を反応させることにより,ワンポット反応から官能化金ナノ粒子(Au NPs)を生成した。生成したAu@CEW NPsは主に卵白アルブミンによりカプセル化され,その中で表面は豊富なハイブリッドマンノース及びGalβ(1→4)GlcNAc末端グリカン配位子により修飾された。したがって,ハイブリッドマンノースとGalβ(1→4)GlcNAcを含む生成したAu@CEW NPsは,それらの対応するレクチンと選択的に結合する能力を有する。特異的糖に対する結合部位を有するコンカナバリンA,バナナレクチン及びリシンBを含むレクチンをモデル試料として用いた。得られた結果は,生成したAuNPがこれらのモデルレクチンに対する多重親和性プローブとして使用できることを示した。レクチンは,抱合体から特異的レクチンを放出する放出剤として,マンノース,グルコース,β-ラクトースなどの特異的糖を用いることにより,Au@CEW NP-レクチン複合体から選択的に放出される。マトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析(MALDI-MS)を,ナノプローブから放出された化学種を特性化するツールとして用いた。現在のアプローチを用いたこれらのモデルレクチンの検出限界は低かった(nMで)。錯体試料から特異的レクチンを選択的に検出するために,Au@CEW NPに基づく親和性MALDI-MSを用いる可能性も示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  コロイド化学一般  ,  固-液界面 
物質索引 (1件):
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