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J-GLOBAL ID：201802240521684285   整理番号：18A0351942

大量D galactose/NaNO_2により誘発された老化マウスにおける認知障害に対するPortulaca oleraceaからのインドリンアミドを含むフェノール抽出物の保護効果【Powered by NICT】

Protective effect of a phenolic extract containing indoline amides from Portulaca oleracea against cognitive impairment in senescent mice induced by large dose of D-galactose /NaNO₂

著者 (10件)： Wang Peipei (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Wang Peipei (Suzhou Psychiatric Hospital, Suzhou 215008, China) ,  Sun Hongxiang (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Liu Dianyu (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Jiao Zezhao (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Yue Su (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  He Xiuquan (School of Medicine, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Xia Wen (Qilu Hospital, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Ji Jianbo (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China) ,  Xiang Lan (School of Pharmaceutical Sciences, Shandong University, Jinan 250012, China)
資料名： Journal of Ethnopharmacology  (Journal of Ethnopharmacology)
巻： 203  ページ： 252-259  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0042A  ISSN： 0378-8741  CODEN： JETHDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Portulaca oleraceaL.は香味,広く使用されている伝統的な漢方薬である。愛称「長寿野菜」と一致して,薬理学的研究は,この植物は,抗酸化,抗加齢,認知改善機能を有することが明らかになった。P.oleraceaのこれらの機能に関係する活性原理を明らかにする必要がある。本研究は老化マウスにおける認知障害に対する特異的抗酸化インドリンアミドを含むP.oleraceaからのフェノール抽出物(PAA)の効果を評価した。PAAは,AB-8マクロ多孔性樹脂カラムクロマトグラフィーによって調製した。全フェノール含有量は比色法を用いて測定し,インドリンアミドの含量はHPLC-UV法を用いて決定した。陽性対照を経口投与したとして認知機能障害と老化した昆明マウスに8週間,L PAA(360mg/kg/day),H PAA(720mg/kg/day),と向知性薬ピラセタム(PA,400mg/kg)のD-ガラクトース(D-gal,1250mg/kg/日)とNaNO_2(90mg/kg/day)の腹腔内注射により確立した。空間学習と記憶能力は,Morris水迷路実験により評価した。AChE,SOD,CAT,および脳や血漿中のGSHおよびMDAのレベルの活性を測定した。海馬形態はHE染色で観察した。D gal/NaNO_2の大量の慢性投与は寿命,高いAChE活性,低下したCAT活性,compensatorilyアップレギュレートされたSOD活性及びGSHレベル,増加したMDAレベル,海馬CA1で誘導される神経損傷,CA3およびCA4領域,および認知機能障害を有意に減少させた。PAと同様に,PAAは寿命と改良された空間記憶能力を延長した。さらに,PAAは学習能力を改善した。H PAAはSOD活性の代償性増加を逆転させた脳及び血しょう中の正常,上昇した血清CAT活性,MDAレベル,L PAAよりも強力にした。これらに加えて,PAAは明らかに海馬神経損傷を阻害した。しかし,脳AChE活性に影響を及ぼさなかった。P.oleraceaの生物活性原理としてPAAはD gal/NaNO_2~誘発老齢マウスにおける酸化ストレス,改善された生存率及び強化された認知機能を減弱させ,ピラセタムと類似していた。フェノール抽出物は,臨床における加齢および加齢関連認知機能障害の予防のための有望な候補を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生存率 ,  生物活性 ,  腹腔内投与 ,  酸化防止 ,  *保護作用 ,  漢方製剤 ,  長期投与 ,  海馬 ,  酸化ストレス ,  経口投与 ,  血漿 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 認知機能 ,  *抽出物 ,  *認知障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Portulaca oleracea ,  フェノール抽出物 ,  インドリンアミド ,  D galactose/NaNOは_2 ,  認知強化

分類 (2件)： 生薬一般  (GX06010Y) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 誘発 ,  老化 ,  マウス ,  認知障害 ,  Portulaca ,  フェノール ,  抽出物 ,  保護効果