文献

J-GLOBAL ID：201802240536521324   整理番号：18A1189572

可視光誘起ラジカル媒介DNA損傷【JST・京大機械翻訳】

Visible Light-Induced Radical Mediated DNA Damage

著者 (3件)： McCue Amelia C. (Department of Chemistry, Saint Anselm College, Manchester, NH) ,  Moreau Whitney M. (FoodState, Londonderry, NH) ,  Shell Thomas A. (Department of Chemistry and Biochemistry, Norwich University, Northfield, VT)
資料名： Photochemistry and Photobiology  (Photochemistry and Photobiology)
巻： 94  号： 3  ページ： 545-551  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0593A  ISSN： 0031-8655  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光応答性化合物は,関心のある事象の空間的および時間的制御により生物学的システムを操作するために使用されてきた。緑色光(>500nm)によるアルキルコバラミンの照射は炭素中心ラジカルを生成し,DNA損傷を効果的に引き起こすことが実証されている。DNAおよびRNA鎖切断を引き起こす分子は,ポリヌクレオチド構造および小分子と蛋白質のポリヌクレオチドへの結合の研究に有用である。光依存的にDNA損傷を引き起こす多くの分子は,高エネルギー,短波長紫外光を必要とし,これはヌクレオチド塩基により容易に吸収され,ポリヌクレオチドに損傷を引き起こす。したがって,アルキルコバラミンを用いることは,ヌクレオチド塩基によって吸収されない光波長によって活性化されるので,ポリヌクレオチドの鎖切断を引き起こすのに有利である。メチルコバラミンの緑色光照射は,ゲル移動度アッセイに基づいてDNA鎖切断を効果的に引き起こす。この開裂はラジカル捕獲研究の結果に基づく炭素中心ラジカルの生成に起因する。さらに,DNA結合部位であるスペルミンによるアルキルコバラミンの合成は,メチルコバラミンと比較してDNA切断効率を一桁改善した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 炭素 ,  ポリヌクレオチド ,  ゲル ,  タンパク質 ,  捕獲 ,  DNA鎖切断 ,  *DNA損傷 ,  *ラジカル ,  *可視光 ,  小分子 ,  メコバラミン ,  紫外線 ,  *DNA【核酸】 ,  核酸塩基 ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： スペルミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 光誘起 ,  ラジカル ,  DNA損傷