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J-GLOBAL ID：201802240548693108   整理番号：18A0130185

幼生分散のモデル化における第一段階としての流体力学的海洋モデルの評価【Powered by NICT】

Evaluation of hydrodynamic ocean models as a first step in larval dispersal modelling

著者 (7件)： Vasile Roxana (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, 20 Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia) ,  Vasile Roxana (CSIRO Oceans and Atmosphere, Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia) ,  Hartmann Klaas (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, 20 Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia) ,  Hobday Alistair J. (CSIRO Oceans and Atmosphere, Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia) ,  Oliver Eric (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, 20 Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia) ,  Oliver Eric (Australian Research Council Centre of Excellence for Climate System Science, Hobart, TAS 7000, Australia) ,  Tracey Sean (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, 20 Castray Esplanade, Battery Point, TAS 7001, Australia)
資料名： Continental Shelf Research  (Continental Shelf Research)
巻： 152  ページ： 38-49  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0830A  ISSN： 0278-4343  CODEN： CSHRDZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 個体群連結性と種分布研究の強力なツール,幼生分散モデリングは,海洋状態の正確な推定を必要とする,空間(例えば0.5~1kmの水平格子)と時間(例えば時間毎出力)における高分解能グリッド,特に流速と水温の。これらの推定値は,通常(軌跡と生存は計算に基づく流体力学モデルにより提供される。本研究では,オーストラリア国立係留ネットワーク(ANMN)からの経験的データとの比較によりオーストラリア周辺の二流体力学的モデルの精度を評価した-Bluelink ReANalysis(ふすま)とハイブリッド座標海洋モデル(HYCOM)。幼生分散-温度,u及びv速度と流速と方向に最も関連する海水パラメータのモデルの予測を評価した主要な水産魚種の産卵と育児領域が位置している大陸棚。推定海洋パラメータの各モデルの性能は,検討したパラメータに依存し,互いに地理的領域から変化することが分かった。両ふすまとHYCOMモデルは係留いくつかの観測所で2°Cバイアスで平均水温,特に水柱の上部140mを過大評価した。HYCOMモデルはグレートオーストラリア湾とオーストラリアの東海岸に沿った水温予測のためのふすまよりも正確であった。各モデルとその場観測との間のスキルスコアは水温予測と比較しu及びv海流速度のモデルの予測におけるより低い精度を示した。両モデルに対して,海流速度,速度と方向を予測する最低精度は200mの深さで観察された。両モデル予測の低精度も水柱の上部10mで観察された。ふすまは全ての係留観測所位置で水柱の上部50mでの両u及びv速度のより正確な予測を示した。海流速度のHYCOM予測は一般的にふすまより精度は高いが,海流速度と方向の両方のふすま予測したオーストラリアとタスマニアの南東海岸に沿ったHYCOMよりも正確であった。本研究では,実際の海洋パラメータの流体力学的モデルの推定と幼生分散研究に関連する時間スケールに重要な不正確さを同定した。これらの知見は,流体力学的モデルの選択と検証の重要性を強調し,分散研究に組み込まれるようなバイアスの推定が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高分解能 ,  バイアス ,  *流体力学 ,  海岸 ,  *海洋 ,  流速 ,  海水 ,  予測 ,  ふすま ,  水温 ,  *海洋モデル ,  海流 ,  *モデリング ,  個体群
準シソーラス用語： *幼生分散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 大陸棚 ,  ふすま ,  HYCOM ,  IMOS ,  ANMN ,  オーストラリア

分類 (2件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 幼生分散 ,  モデル化 ,  段階 ,  流体力学 ,  海洋モデル ,  評価