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J-GLOBAL ID：201802240576205458   整理番号：18A1608122

潮間帯魚において幼生形質は一時的に一貫した制約を示すが,定着後の幼生成長から分離される【JST・京大機械翻訳】

Larval traits show temporally consistent constraints, but are decoupled from postsettlement juvenile growth, in an intertidal fish

著者 (5件)： Thia Joshua A. (School of Biological Sciences, The University of Queensland, Brisbane, Qld, Australia) ,  Riginos Cynthia (School of Biological Sciences, The University of Queensland, Brisbane, Qld, Australia) ,  Liggins Libby (Institute of Natural and Mathematical Sciences, Massey University, Auckland, New Zealand) ,  Figueira Will F. (School of Life and Environmental Sciences, University of Sydney, Sydney, NSW, Australia) ,  McGuigan Katrina (School of Biological Sciences, The University of Queensland, Brisbane, Qld, Australia)
資料名： Journal of Animal Ecology  (Journal of Animal Ecology)
巻： 87  号： 5  ページ： 1353-1363  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0574A  ISSN： 0021-8790  CODEN： JAECA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑なライフサイクルは,生物の寿命における異なる発達相を解離させるために進化する可能性がある。しかし,遺伝的または環境的因子は,生命段階を通して形質の独立性を制限し,遺伝的軌跡を制約する可能性がある。ライフステージとそれらの時間的変動性にわたる共分散を定量化することは,生活史表現型と潜在的分布および選択に対する結果を理解する上で基本的である。著者らは,離散的な遠洋性幼生相と底生幼生相を持つ潮間帯魚(Bathygobius cocensis:Gobiidae)における発生的制約を研究した。著者らは,生命において早く発生する形質が後に発現したそれらに影響を及ぼすかどうかを試験し,幼生形質が定着後の若年形質から分離されたかどうかを調べた3年間の繁殖期からの異なるコホートのサンプリングは,形質共分散における時間的変動性の試験を与えた。耳石(魚卵石)から,ふ化サイズ,幼生期間,遠洋性成長(幼生形質)および初期定着後成長(稚魚形質)を,124匹の幼生B.coensisにおいて測定した。著者らは,季節間のモデルを比較して,それらの年代学的表現に関して形質関係をモデル化するために経路解析を使用した。また,各個体特性に及ぼす季節と孵化日の影響をモデル化し,それらの固有変動を定量化した。著者らの経路解析は,幼生成長における幼生形質のデカップリングを示した。幼生期において,より長い幼生期間は,より大きな遠洋成長とより大きなサイズ-定着をもたらした。より大きな孵化サイズは幼生期間を減少させるかもしれないが,この効果はわずかに有意であった。遠洋性と定着後の成長は分離されたが,遠洋性成長は定着後の結果を持っていた:高い遠洋性成長を持つ個体は定着時の最大の魚の中にあり,最大の初期定着の間に残った。著者らは,繁殖期の間で形質の関係が変化する証拠を観察しなかったが,幼生の期間は繁殖期に異なり,各季節内の幼生孵化後にはより短かった。全体として,異なるライフステージにおける特徴が独立しているという期待に対する混合支援を実証した。定着後の成長は幼生の形質から切り離されたが,遠洋の発達は新しく定着した稚魚のサイズに影響を及ぼした。形質共分散における時間的一貫性は,それらに影響する遺伝的および/または環境因子が著者らの3年間の研究にわたって安定していることを意味する。本研究は,生活史特性の人口分布の理解における個々の発達経験と時間的変動の重要性を強調する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 共分散 ,  *定着 ,  遺伝 ,  表現型 ,  ライフサイクル ,  経時変化 ,  母集団 ,  モデリング ,  平衡石 ,  *潮間帯 ,  稚魚 ,  孵化
準シソーラス用語： 環境因子 ,  繁殖期 ,  ライフステージ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： ヌル ,  複雑なライフサイクル ,  初期生活史特性 ,  個体発生軌道 ,  耳石分析 ,  パス解析 ,  プランクトン幼生 ,  形質共分散

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 潮間帯 ,  制約 ,  定着 ,  幼生成長