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J-GLOBAL ID:201802240600078432   整理番号:18A0713007

チャ植物(Camellia sinensis)におけるゲルミン様蛋白質遺伝子ファミリーの同定と機能解析【JST・京大機械翻訳】

Identification and functional analysis of germin-like protein Gene family in tea plant (Camellia sinensis)
著者 (13件):
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巻: 234  ページ: 166-175  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1940A  ISSN: 0304-4238  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Germinsと発芽様蛋白質(GLPs)は,植物界における普遍的な糖蛋白質である。それらは,植物の発生とストレスに対する応答の両方において重要な役割を果たす。ここでは,チャ植物(Camellia sinensis)におけるGLP遺伝子ファミリーの同定と機能的特性化について報告する。チャ植物の葉トランスクリプトームをマイニングすることにより,GLPsをコードする8つの遺伝子を同定し,CsGLP1-8と命名した。系統発生分析により,8つのCsGLPsを3つのサブファミリーに配置し,CsGLP4とCsGLP3はサブファミリーIとIIにそれぞれ,残りはサブファミリーIIIにあった。CsGLPsの機能は生化学的及び生物学的レベルでさらに特性化された。大腸菌における個々のCsGLPsの完全長cDNAを発現することにより生産された組換蛋白質の分析は,全てのCsGLPsがシュウ酸オキシダーゼ(OxO)またはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性を有し,それはGLPsの典型的生化学的特性と考えられることを明らかにした。さらに,芽発芽時の個々のCsGLP遺伝子の発現解析および生物学的および非生物的ストレス下でのそれらは,チャ植物の発生およびストレス応答におけるそれらの関与をさらに確認した。頂芽において,CsGLP遺伝子は生物季節学的変化に対して異なる応答を示した。CsGLP2は他の遺伝子と比較して休眠期より芽発芽期においてより極端に増加し,チャ育種における生殖質の選択のための芽発芽マーカーとしての可能性を示した。干ばつとH2O2ストレス下で,CsGLPの発現レベルはほとんど常に下方制御され,芽発芽が水不足と酸化ストレスにより抑制されることを示唆した。生物処理のために,6つの遺伝子は草食動物誘発損傷に対して明らかな陽性反応を示した。特に,CsGLP1およびCsGLP2は,ゲオメトリック摂食により劇的に誘導され,これら2つのGLPメンバーがチャ植物における昆虫抵抗性に関与している可能性があることを示した。本研究の結果は,チャ植物におけるGLPsファミリーの機能をより良く理解し,さらにチャ育種に対するこの知識を活用するのに役立つであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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果樹  ,  植物の生化学 

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