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J-GLOBAL ID：201802240615103108   整理番号：18A0402758

蛋白質ホスファターゼによるVEGF受容体2シグナル伝達の調節【Powered by NICT】

Modulation of VEGF receptor 2 signaling by protein phosphatases

著者 (2件)： Corti Federico (Yale Cardiovascular Research Center, Department of Internal Medicine and Department of Cell Biology, Yale University School of Medicine, New Haven, CT, USA) ,  Simons Michael (Yale Cardiovascular Research Center, Department of Internal Medicine and Department of Cell Biology, Yale University School of Medicine, New Haven, CT, USA)
資料名： Pharmacological Research  (Pharmacological Research)
巻： 115  ページ： 107-123  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0326B  ISSN： 1043-6618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セリン,トレオニン,およびチロシンのりん酸化は真核細胞のシグナル伝達カスケードにおける中心的事象である。特定蛋白質のりん酸化状態は,キナーゼとホスファターゼの間の活性のバランスを反映している。キナーゼ生物学は徹底的に研究されており,合理的によく理解されていないが,はるかに少ないはホスファターゼ知られていない。多くの証拠が,蛋白質ホスファターゼは無差別信号ターミネーターとして振舞わないことを示したが,特異的シグナル伝達経路の負のまたは正の調節因子として機能することができる。遺伝的モデルは,異なる蛋白質ホスファターゼは,健康および疾患での正確な生物学的役割を果たすことを示した。最後に,ゲノム配列決定はキナーゼの数に匹敵する多くの蛋白質ホスファターゼと関連する調節サブユニットの存在を明らかにした。蛋白質ホスファターゼの役割の役割の多くが癌,糖尿病,遺伝性疾患と他の疾患との関連で記述されている。特に,血管内皮成長因子受容体2(VEGFR2)シグナル伝達の調節に関与するホスファターゼの理解におけるいくつかの最近の進歩が見られた。受容体はVEGFシグナルの広いスペクトルを仲介する主要シグナル伝達分子であり,このようにして,眼への癌の範囲の幅広い各種疾患における心血管にとって極めて重要である。本レビューでは,焦点を当てたVEGFR2シグナル伝達の蛋白質ホスファターゼの調節についての現在の知識とこれらの酵素はその生物学的作用を調節することができるか。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： サブユニット ,  *VEGF ,  *タンパク質 ,  糖尿病 ,  リン酸化 ,  *セリン/トレオニン特異的タンパク質ホスファターゼ ,  *ホスファターゼ ,  真核細胞 ,  血管 ,  遺伝病 ,  *受容体 ,  アミノ酸 ,  フェノール類 ,  第一アミン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 調節因子 ,  キナーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 蛋白質ホスファターゼ ,  VEGFR2シグナル伝達 ,  内皮細胞 ,  血管 ,  血管新生

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  酵素生理  (EJ02020P)

物質索引 (2件)： チロシン ,  セリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質ホスファターゼ ,  VEGF受容体2 ,  シグナル伝達 ,  調節