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J-GLOBAL ID:201802240671597677   整理番号:18A0329462

光活性化オキソ橋かけ二鉄(III)錯体の強力な抗癌活性【Powered by NICT】

Potent anticancer activity of photo-activated oxo-bridged diiron(III) complexes
著者 (3件):
資料名:
巻: 125  ページ: 816-824  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0845A  ISSN: 0223-5234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌特異的抗癌薬はまだ確認されていない目標。分子状酸素の存在下または非存在下で光活性化プロドラッグからの細胞毒性種を生成する時間的制御として光を用いた光線力学療法(PDT)におけるとしての応用の可能性標的化学療法を示した。本研究では,定式化のいくつかの光活性(μ-オキソ)二鉄(III)錯体の化学を検討した[{Fe(μ O)(L his)(B)2](ClO_4)2(1a 1c),[Fe_2(μ O)(H_2O)2B_4](ClO_4)4(2b, 2c)および[Fe_2(μ O)(μO_2CMe)B_4](ClO_4)3(3b, 3c),L his=L-ヒスチジン,腫瘍特異的抗癌活性のための2,2′-ビピリジン,1,10 フェナントロリン(phen)とジピリド[3,2-d:2′,3′-f]キノキサリン(dpq)錯体B。錯体の容易な酸化還元化学と光化学的様相を細胞毒性及び癌細胞への複合体の光活性化細胞毒性を調べることを促した。本研究では,筆者らのアプローチ標的化学療法のためのH_2O_2の過剰濃度の癌特異的条件を検討した。癌細胞への錯体の細胞毒性効果は正常細胞複合体の腫瘍特異的抗癌活性を示すよりも有意に高いことが分かった。複合体で処理した癌細胞は,可視光(400 700 nm)に曝露した場合,細胞毒性効果はより顕著であった。は正常細胞(MCF 10a)と比較して癌細胞(MCF 7)における光活性化錯体の細胞毒性の増加>12倍であった。特異的濃度で錯体の標的光化学療法効果を記述する因子,すなわち癌細胞特異性係数(f)を定義した。係数(f)>1が錯体の癌細胞特異性を示したが,可視光照射下での錯体のf>2.5は,光線力学的効果を示唆した。DCFDA分析は,処理したHeLa細胞におけるROSの過剰の存在を示した。ROS濃度は可視光照射ではより多くの調整が増加することが分かった。癌細胞におけるROS増加は致死性に酸化ストレスを誘導する細胞内酸化還元機構を乱す。光活性化二鉄(III)錯体の脱炭酸は細胞死の原因となる~OHラジカルを生成した。全体として,(μ-オキソ)二鉄(III)錯体の高い有効性と選択性は,潜在的にそれらを臨床の場への移行に向けたin vivo応用と広範な試験に適していた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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