抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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A県委託事業による指導的立場にある助産師を対象とした研修事業で行われた無記名自記式質問紙調査の記述統計による分析および質的帰納的分析を行い,指導的立場にある助産師が認識する自らの助産師としての自律,および施設の助産実践能力の向上につながる卒後教育を明らかにした。自らを自律した助産師として認識している助産師は,約30%であった。「自分は自律した助産師であると思うか」について「どちらとも言えない」「思わない」の理由として,【医師の方針にもとづく助産実践を行わざるを得ない】【希望する助産実践を行いづらい】等が挙げられた。育成したい助産師・助産学生として【ケアリングの姿勢をもっている】等,自施設の助産実践能力の向上に必要な卒後教育として【助産実践につながる知識・技術の習得】【段階に応じた教育】等,自施設の助産実践能力の向上における自身の役割として【助産師としての役割モデル】等が挙げられた。(著者抄録)