文献
J-GLOBAL ID:201802240684694467   整理番号:18A0277316

開腹鼠径ヘルニア修復術における縫合メッシュを用いたセルフグリップメッシュを比較する無作為化試験の3年間の結果【Powered by NICT】

Three-year results of a randomized study comparing self-gripping mesh with sutured mesh in open inguinal hernia repair
著者 (8件):
資料名:
巻: 209  ページ: 139-144  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0886B  ISSN: 0022-4804  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の第一の目的は,開腹鼠蹊ヘルニア修復においてセルフグリップメッシュの使用,縫合メッシュを用いた標準Lichtenstein修復と比較して,慢性とう痛の減少速度をもたらすことができるか評価することであった。二次目的は,慢性疼痛発症の異物感,ヘルニア再発,および危険因子の率を評価することであった。患者は二群に分けた:OLP群はOptilene LPメッシュを受け,PPG群はセルフグリップParietex ProGripメッシュを受けた。疼痛スコアは視覚的アナログスケールで測定した。異物感はyes-no質問として登録された。OLP群の75名の患者とPPG群の70人の患者の3年間の経過観察で分析した。主要評価項目によれば,患者の,OLP群で41.3%,PPG群では28.6%が3年間のフォローアップ(P=0.108)での種々の活動中のとう痛を経験した。主要エンドポイントのリスク比は1.45であり,95%信頼区間(CI):0.91~2.29は(P=0.114)。解析は重篤な術前痛(オッズ比:2.47;95%CI:1.08~5.65;P=0.032),重度の早期術後とう痛(オッズ比:4.29;95%CI:1.82;10.10;P=0.001)患者における慢性とう痛の増加速度を示した。全体で,患者の,OLP群で28%,PPG群では21.4%が3年間のフォローアップ(P=0.360)で現場での異物感を報告した。OLP群で二ヘルニア再発とPPG群(P=0.168)でなかった。慢性とう痛や異物感の観点からセルフグリップメッシュの利点を示すことができなかった。しかし,セルフグリップメッシュの使用は,ヘルニア再発率を増加しなかった。セルフグリップメッシュの高い価格を考慮して,費用対効果の分析は,その利点を証明し,その利用を正当化するのに必要である。重症早期術後とう痛は慢性とう痛発症の危険因子であるので,非常に有効な術後とう痛管理戦略は,慢性疼痛の速度を低減するために鼠径ヘルニア根治術後に重要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の臨床医学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る